自分の部下を信じないなんて、一体どんな上司ですか?
「コイツはやるべきことをちゃんとやる」と信じてもらわなきゃ
部下が「達成した」って言っているんだから、信じてあげなきゃ
うむ。展開が見えてきたぞ
見えないでいてくれていいのに
さすが屁理屈の天才、ウォーリー大先生。でも、今回は逃げ切るのが難しそうですよ。
会計年度の「四半期」を意味する“quarter”ですが、「4分の1」を意味するこの単語にはいろいろな使い方があります。
例えば、街の一角や、軍隊などの「宿舎」や「営舎」を指して“quarters”といいます。語源は、かつて地域や陣営などを東西南北の4区画に分けたことに由来するといわれています。中でも、軍隊の司令部があったところを“headquarters”と呼び、それが転じて今では「企業の本社」のこと指すようになりました。
また、“give no quarter”というと、「容赦なく攻撃する」ことで、語源は諸説ありますが、戦争で降伏した敵に対して、すぐに殺さないなど、情けをかけることを“give quarter”ということから、その情けが“ない”という表現で使われるようになったとされています。例えば、“The president gave no quarter in criticizing his employees.”(社長は情け容赦なく社員を批判した)のように使います。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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