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ケンウッド、ハイレゾ再生に対応するカーナビ 彩速ナビゲーション「Type Z」シリーズ良い音を旅のお供に

» 2015年02月04日 13時39分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 JVCケンウッドは2015年2月4日、市販AVカーナビゲーションとして業界初となるハイレゾ音源(最大192kHz/24bitのWAV/FLAC)再生に対応したプレミアムモデル、彩速ナビゲーション「MDV-Z702」と「MDV-Z702W」を発表した。2月下旬から販売を開始し、価格はオープン、店頭想定価格はいずれも14万円前後(税別)。

写真左より、彩速ナビゲーション「MDV-Z702」、「MDV-Z702W」

 同シリーズは、対応スピーカー「KFC-XSシリーズ」との組み合わせにより、クルマの中でハイレゾサウンドが再現できるカーナビ。2機種とも基本性能は同じで、MDV-Z702が2DIN、MDV-Z702Wは200ミリコンソール車に格納できるワイド2DINタイプとなっている。

 モニター部はいずれも7V型ワイドの透過TNタイプで、静電容量式のタッチパネル「プレミアム・ファインビュー・モニター」を採用。ピンチやフリックなど、スマートフォンのような操作感と高速レスポンスを可能にする独自の「ジェットレスポンスエンジンIII」を搭載し、快適なナビ操作を実現。さらにオーディオ面では、192KHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応し、車の中でも臨場感のある音楽を楽しめるようにしたという。

彩速ナビゲーションの設置イメージ

 オーディオ部の定格は、最大出力50ワット×4、スピーカーインピーダンス4〜8オーム、HDMI/MHL入力×1、リアビューカメラ専用映像専用入力としてRCA×1。さらに、別売オプションのKNA-15AVによって、プリアウト出力としてRCA×各1(フロント、リア、SW)、AV入力としてRCA×1系統、ビデオ出力としてRCA×1系統を備える。

 機能では、DVD/CDプレイヤー、地デジ・ワンセグ対応チューナー、FM/AMチューナー、USB 2.0、SDメモリーカードスロットを装備。IEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN、Bluetoothにも対応し、iPhoneなど対応するスマートフォン内の音楽を再生したり、ハンズフリー通話も可能。音声対応フォーマットは、MP3、AAC、WMA、WAVで、USBおよびSDメモリーカードではFLAC、Vorbisにも対応。映像はMPEG-4 Video、H.264/MPEG-4 AVC、WMVに対応する。

 本体サイズと重量は、MDV-Z702が180(幅)×185(奥行き)×100(高さ)ミリ、2.81キロ。MDV-Z702Wは、206(幅)×185(奥行き)×104(高さ)ミリ、2.79キロ。

 地デジ・ワンセグ用アンテナ、GPSアンテナ、miniB-CASカード、Bluetoothハンズフリーマイク、電源ケーブル、ステアリングリモコンケーブル、Wi-Fiアダプタ(USB)、ねじ類セットなどが付属する。

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