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BluetoothスピーカーとLED照明を内蔵したエアコン、パナソニックから音と光で“くつろぎ空間”

» 2015年03月03日 18時11分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月3日、ルームエアコンの新製品「NXシリーズ」2機種を発表した。4月21日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では、10畳用の「CS-NX285C」が24万円前後、14畳用で200ボルト仕様の「CS-NX405C2」が26万円前後になる見込みだ。

「NXシリーズ」

 同社が行った調査によると、一人暮らしやDINKSの30〜40代は、就寝前に音楽を聴いたり、明かりを暗くしてリラックス感を得る時間を過ごしていることが分かったという。そこで新製品では、エアコンの室内機にステレオのBluetooth対応ワイヤレススピーカーと天井に向けたLEDライトを搭載。空調に加え、音楽と間接照明で“くつろぎ空間”を演出するという。天井を照らすLEDライトは、暖色と白い光を選択できる。

間接照明のイメージ(左)、スピーカーはステレオ(右)

 操作は専用アプリ「おやすみナビ」をインストールしたスマートフォンで行う。スマートフォン内の楽曲をワイヤレスで再生できるほか、タイマー機能に楽曲再生を連携させることも可能。オフタイマー機能で楽曲再生を自動オフしたり、オンタイマーを使って好みの音楽で目覚めることができる。

 また同社では、6月下旬に「おやすみナビ」アプリのサービスを更新する予定。従来の温度制御パターンに加え、就寝中に自動で温度制御をする「体動連携モード」を追加する予定だ。このモードは、枕元に置いたスマートフォンのジャイロセンサーにより就寝中の寝返りなどを検知、独自の解析処理でエアコンを制御することで快適な睡眠環境をサポートするというものだ。

「おやすみナビ」の画面。設定内容の表示(左)と睡眠ログ(右)

 このほか、昨年秋に発売した「Xシリーズ」と同様、フラップ幅の広い「ビッグフラップ」を搭載。例えば冷房時の冷気を天井方向に吹き出し、体に直接あてない「天井シャワー気流」による空調が行える。また新たに送風制御を改善して低騒音化も実現した。

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