スフィロは9月4日(フォースの日)、年内公開予定の映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場する新ドロイド「BB-8」のミニチュアトイを発売した。同社が発売してきた「sphero」や「Ollie」と同じく、スマホアプリを使って操作できる。価格は2万1384円(税込)。ヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店や、代官山や梅田、函館の蔦屋書店、渋谷ロフト、ソフトバンク銀座/表参道、Apple Storeなどで販売するほか、Amazon.co.jpやヨドバシ.com、ビックカメラドットコムなどのオンラインサイトでも取り扱う。
アプリはApp StoreかGoogle Playでインストールし、BB-8と端末をBLE(Bluetooth Low Energy)で接続して利用する。主な機能は「ドライブ」「パトロール」「ボイス・コントロール」「ホログラフィック・メッセージ」の4つ。
ドライブでは、画面上の仮想パッドを動かして前後左右へ転がったり、その場で旋回したりできる。頭部と球体は分離可能で、劇中と同じく頭が落ちそうで落ちない絶妙なバランスでコロコロと転がっていく。音や動きで驚きやうれしさなどの感情を表すコマンドも用意する。
パトロールは、操作不要でBB-8が自走するモード。移動距離のほか、内蔵の6軸センサーで検知した本体の傾きなどを表示する。ボイス・コントロールを使うと、「Look around」「Go explore」など特定の命令に応じて反応する。現時点で英語のみの対応だが、ほかの言語への対応も検討しているという。
ホログラフィック・メッセージは、AR(拡張現実)でメッセージを再生する機能。デフォルトで飛行機のグラフィックが表示されるが、スマホ/タブレットのカメラで人を撮影し、録音したメッセージを再生することもできる。
障害物や段差を避けるようなセンサー類は非搭載だが、衝撃に強い強固なポリカーボネート素材を採用する。今後はソフトウェアアップデートで各種機能を追加することも検討している。
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