レビュー
» 2004年04月23日 16時07分 UPDATE

900iの着メロ音量をチェックする〜iモードスタイル

『iモードスタイル』6月号に、900i各種スペックを実測した「900iシリーズの仰天事実」と題した特集が組まれている。特集の中から、着メロ音量テスト結果を抜粋して紹介する。

[ITmedia]
ista0.jpg

 900iシリーズの特徴の1つは、第3世代携帯電話ならではともいえる「着うた」。できるならば、大きないい音で着うたを奏でる端末を選びたいものだ。音質の分析……とまではいかないが、音量の大きさはどうなのだろうか。

 4月23日発売の雑誌『iモードスタイル』(ソフトバンク パブリッシング刊)では、「900iシリーズの仰天事実」と題して、実測の連続通話時間やエリアカバレッジ、iアプリ速度、液晶輝度、カメラ性能などを全20ページで特集している。その中から、着メロ用スピーカー性能のテスト結果を抜粋してお伝えしよう。

大音量の「SH900i」。バランスのいい「F900i」

 補聴器メーカー、リオンの無響音室を使って900i5機種の着メロ音量を測定した結果が以下のグラフだ。

ista.gif

 最も音量が大きかったのは「SH900i」。約75dBと、最も小さい「P900i」と比べて音エネルギーで10倍の差があった。いわゆる据え置きの電話機の音量が約70dBとされているから、かなりの大音量なのが分かる。

 ただし、音量が大きいばかりがいいわけではない。最低音量にしても音が大きくては使いにくい。音量の調整できる幅が広いほうが望ましいだろう。この点で優秀だったのが「F900i」。48dB〜69.1dBと最も広く調整が可能だ。

 ちなみに、スピーカーの取り付け位置は、「D900i」「N900i」が正面(サブ液晶の周り)。「SH900i」「F900i」「P900i」が裏面(電池の周り)となっている。表側にスピーカーがあるほうがダイレクトに音が届くが、裏面に配置されている機種でも机など固い平面に置いてある場合は音が反響してより大きく響く。なお、測定はスピーカーをマイクに直接向けて行った。

 もう一つ、取り付け位置が影響してくるのがテレビ電話時のハンズフリー通話だ。表側にスピーカーが配置してある機種は、テレビ電話のためにメイン液晶を開くと音が後ろに逃げていってしまうからだ。iモードスタイル誌では、テレビ電話時の音量も計測しているので参考にしてほしい。

機種 着メロ和音数 音量切り替え 着メロ件数
F900i 64和音 6段階 36曲
N900i 50和音 6段階 21曲
P900i 64和音 6段階 19曲
SH900i 64和音 5段階 33曲
D900i 48和音 6段階 27曲
着メロに関する基本スペック


dB(デシベル)とは? 音の物理量は空気の振動エネルギーであり「音圧」と呼ばれ、単位はパスカルで表される。ただし人間の耳はエネルギーが2倍になっても、音の大きさが2倍になったとは感じない作りになっている。そのため、対数尺度であるdBを単位として用いる。基準となるのは人間に聞こえる最小限の音。これを0dBとし、エネルギーが10倍の音を10dB、100倍の音を20dBとしている。

 さらに人間の耳の感度は周波数によって異なり、同じ音圧の音でも周波数が異なると大きさが異なって聞こえる。聴力の正常な若い人では、約20Hzの低音から約20000Hzの高音まで聴くことができるが、最も敏感なのは3000〜4000Hzあたりとなる。そのため周波数ごとに重みづけをしたA特性と呼ばれる曲線が補正に用いられ、補正済みの音をdB(A)と表記している。このdB(A)は、以前国内においてのみ利用されていた「ホン」という単位と同義となっている。

 一般的に、ささやき声が20dB程度、普通の会話が65dB程度、怒鳴り声が80dB程度、2メートルの距離で聞いた自動車の警笛が110dB程度といわれている。

oto2.gif
音圧と音圧レベル(リオンのWebページより

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.