FOMA「900i」シリーズの新機種「N900iS」が、電気通信端末機器審査協会(JATE)を通過した。4月12日付けで認定されている。
NTTドコモは3月の時点で2004年度版FOMAのロードマップを明かしており、この中にN900iSの名前も出ていた(3月24日の記事参照)。末尾が“iS”となっているが、これはシリーズでなく、一部機種に限られると予想される。
ムーバにも新機種の動きがあった。シャープ製「SH506iC」が4月15日付けで、JATEを通過している。こちらは末尾が“iC”となっており、FeliCa対応端末と見られる。同じ506iCシリーズの端末としては、ほかに「P506iC」がJATEを通過している(4月15日の記事参照)。
なお、506iシリーズとしては既に「N506i」「D506i」「F506i」が発表されている。それぞれ、5月下旬から6月上旬以降の発売になる見込みだ(4月27日の記事参照)。
- 「900iS」「901i」も〜2004年FOMAロードマップ公開
2004年度のドコモ端末ラインアップ概要が明かされた。「N900iS」のほか、無線LAN内蔵端末やGSMとのデュアル端末、FeliCa端末が投入予定。下半期には「901iシリーズ」も登場する。
- 「P506iC」がJATE通過、「V602SH」も
NTTドコモのムーバ「P506iC」がJATEを通過した。FeliCa搭載端末と見られる。また、「V602SH」もJATEを通過した。
- “撮ることを楽しむ”ケータイの最右翼〜「D506i」
端末を閉じたまま横に構えて撮る“デジカメスタイル”が特徴のD50xシリーズ。その使い勝手をさらに進化させたのが「D506i」だ。コントラストが高くホワイトバランスを合わせにくい構図では少々つらいが、これらの差が出ない環境では、実にきれいな仕上がりを見せる。
- “架け橋”としての「506i」
ドコモのハイエンド端末といえば「50x」。しかし今回の506iは少々違う。統一機能の面では505iから進化はなく、端末個別のブラッシュアップがメインだ。そして、“初夏”には、FeliCa搭載の「506iC」「900iC」も控えている。ドコモは506iを「25xから900iへステップアップしていくための端末」と位置づけている。
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