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» 2004年05月31日 22時44分 UPDATE

Opera搭載「AH-K3001V」の通話/メール機能を試す (1/3)

Operaの搭載に注目が集まる「AH-K3001V」だが、久々の音声端末としても気になる存在。通話やメール機能など、今どきの携帯電話としての使い勝手を見ていく。

[坪山博貴,ITmedia]

 WebブラウザとしてOpera(用語参照)を搭載したことで大きな注目を集める「AH-K3001V」(5月27日の記事参照)。実はPHSの音声端末としても久々の製品で、その使い勝手が気になるところだ。メールや通話など、今どきの音声端末としての基本機能を見ていこう。

2.2インチのQVGA液晶、USBケーブルでの充電も可能

 AH-K3001Vは、メイン液晶に2.2インチQVGA液晶を搭載した折りたたみ型端末。20.8ミリという厚みは、折りたたみ型としてはスリムな部類だ。

 背面のヒンジ近くにモノクロ液晶のサブディスプレイ、先端部に11万画素CMOSカメラユニットを備える。左側面にあるメモボタンは、折りたたんだ状態では短押しでサブディスプレイの表示切替、着信中は留守電機能の呼び出し、長押しでマナーモードのオン/オフに割り当てられている。開いた状態ではメモボタン、シャッターボタンなどとしても機能する。

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 11万画素CMOSカメラの隣には自分撮り用のミラーを装備、キーレイアウトは今どきの音声端末の平均的なデザインだ。ヒンジ側にページスクロールキーを備えるのが特徴

 カメラユニットはディスプレイの解像度と同じ240×320ピクセルでの撮影が可能。11万画素CMOSは、今となってはおまけ程度のスペックだが、ちょっとした写真を送ったり、ブログへのアップロードなど、それなりに使い道はある

 左はAH-K3001V、右は京セラ製のauのA5502Kで撮影した画像。どちらも同じ240×320ピクセルだが、画質は大きく異なる

 外部との接続用に用意されるのはUSBmini-Bポート。付属するUSBケーブルや、市販のUSBケーブル(USB-A - USBmini-B)でPCと接続を行える。USB接続時の充電にも対応、「急速」なら約4時間、「通常」では約18時間で満充電にできる。「ACアダプタとの直結ができない」「サードパーティ製品がほとんどない」など、携帯電話と比べて充電の自由度が低いPHSでは重宝する機能だ。

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 USBminiポートは、この位置で充電器に乗せた状態でも接続できる。付属ケーブルは50センチ程度と短めなので、デスクトップPCとの接続には市販のケーブルや延長ケーブルを準備したほうがいいだろう。奥に見えるのがメモボタン

数字キーによるショートカットで、カスタマイズ性も重視

 AH-K3001Vのアドレス帳は、タブ表示のものが用意されている。左右キーがタブ間移動、上下キーが一覧内での移動だ。「文字サイズ小」の一覧画面では、一画面に7件のアドレスが表示される。一覧から発話キーやメールキーを押すと、通常利用に設定された電話番号での発信、メールアドレスでのEメール作成になる。決定キーを押すと詳細表示になり、複数登録された電話番号やEメールアドレスを選べる。

 気になるのは、数字キーでタブ間の移動ができない点だ。数字キーはそのまま一覧上の列を選択するショートカットになっている。便利な機能だが、数字キーとの対応を示す表示はなく、あまり直感的には活用できない。

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 一覧はタブ付き表示に対応。この状態で例えば“5”を入力すると“な”行の表示になるのではなく、“青木37”さんの詳細表示になるタイプだ。電話番号、Eメールアドレスは最大3件ずつ登録でき、“>>”マークが付いているのが通常使用に設定された登録項目になる

 発着信履歴は左右キーに割り当てられるなど、一般的なタイプで、「発着信履歴からEメールを送信する」といった連携には対応していない。ライトメール作成画面には移行できるが、これはDDIポケットユーザー間のみで利用できるものだ。

発着信履歴からは発信操作とアドレス帳への登録、ライトメールの作成が行える。Eメールとの連携機能はない

 着信時に端末を開いた場合の動作は細かく設定できる。そのまま状態を継続できるほか、呼び出し音を止めたり、発話キーを押さずに通話開始することもできる。

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