話題のOperaはどこまで使える?〜「AH-K3001V」(1/2 ページ)

» 2004年05月27日 02時32分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 約1年ぶりにAirH" PHONEの第2弾端末「AH-K3001V」が登場した(5月14日の記事参照)。ブラウザにOperaを採用(用語参照)、PC向けWebサイトを高い再現性で閲覧できるのが特徴だ。AH-K3001VのWebアクセスはどこまで快適なのかを見ていこう。

 京セラ製のAH-K3001V。右下のソフトキーにはOperaマークが

HTML、JavaScript、SSL通信をサポートするOperaを搭載

 京セラ製のAH-K3001Vは、音声通話とパケット通信による定額インターネットをサポートするAirH" PHONE。第1弾端末の日本無線製端末「AH-J3001V」「AH-J3002V」から、大きな進化を遂げている。

 ほかのブラウザフォンと大きく異なるのは、WebブラウザにOperaを採用したことだ。これにより、モバイル機器に特化したC-HTMLやWAPではなく、一般的なHTMLの閲覧にも対応。PCからのアクセスを前提にした一般的なWebサイトへのアクセスが可能になった。

 JavaScriptやSSLに対応することで、高い表現力とセキュリティも確保。すべてではないが、PC向けのオンラインバンキングサイトやショッピングサイトも利用可能だ。Cookieにも対応しており、特定のブラウザに大きく依存しないサイトなら、ほとんどのコンテンツにアクセスできる。

快適ブラウズをサポートする3つのレンダリングモード

 ディスプレイはQVGA対応の2.2インチTFT液晶。ブラウザフォンとしての情報量はなかなかのものだが、PC向けWebサイトにアクセスするにはもの足りないのも事実だ。

 AH-K3001Vでは、小さい画面でもサイトを閲覧しやすいように「ケータイモード」「フルスクリーンモード」「スモールスクリーンモード」の3つのレンダリングモードを用意した。

 ケータイモードはiモードの勝手サイトなど、モバイル用にデザインされたWebサイトの閲覧向けで、フレーム表示をサポートしない。このため一部のWebサイトでは、アクセス自体が拒否されることもある。

 ケータイモードでITmedia Mobileのトップページにアクセス。左がアクセス直後で、リンク部分が識別しにくい。中央はニュースの見出しを表示。右はYAHOO!Japanにアクセスした画面

ケータイモードではアクセスを拒否されるサイトもある。サイト側が非フレーム表示を許可していないからだろう

 フレーム表示をサポートするフルスクリーンモードは、PCとほぼ同等の再現性を持つ。ただしディスプレイが横240ピクセルでは、ほとんどのサイトで横スクロールが必須となり、Webサイトによってはテキストを追いかけるのも面倒になる場合がある。

 フルスクリーン表示では、PCとほぼ同様に表示される。しかしニュースの見出し部分はテキストがうまく画面に収まらない。YAHOO!Japanも横スクロールなしには利用できない

 スモールスクリーンモードは、横スクロールの必要なくサイトを閲覧できるよう、画像を240ピクセルの画面幅に縮小し、テキストも画面幅で折り返す。さらに表示をシンプルにすることで、QVGAディスプレイでのPC向けサイトの閲覧や操作を容易にしている。フレームを利用したWebサイトはフレーム単位での表示になる。

 ケータイモードに似た印象だが、リンク部分がより分かりやすく表示されている。YAHOO!Japanもケータイモードより分かりやすい表示だ

 この3つのレンダリングモードは事前に設定できるほか、サイト閲覧中でもオペラボタンを押せば切り替えられる。レンダリングモードの切り替えでは必ずしもコンテンツをすべて再読み出しするわけではないので、レンダリングモードの切り替えによる待ち時間はそれほど長くない。

レンダリングモードはサイト閲覧中でもワンタッチで変更できる。即座とまではいわないが、比較的短時間で再レンダリングを行う

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月12日 更新
  1. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  4. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  5. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  6. Amazonで整備済み「AQUOS sense8」が9%オフで3万円以下 6GB+128GB、5000mAhバッテリー搭載 (2026年02月11日)
  7. 2048Wh、瞬間最大出力2400Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA 2 Max」が25万円→9.4万円に (2026年02月10日)
  8. Amazonで整備済み「Galaxy S22 Ultra」ドコモ版が6万4800円 本体にSペンを標準装備 (2026年02月10日)
  9. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年