IntelとProxim、WiMAX製品の開発で提携

» 2004年06月18日 08時25分 公開
[ITmedia]

 米Intelとネットワーキング機器メーカーのProximは6月17日、固定および移動型の無線ブロードバンド技術「WiMAX」(802.16)対応製品を、共同で開発・提供する計画を発表した。ベースステーションと顧客構内設備(CPE)が対象となる。

 両社はまず、固定型の無線ネットワーク向けに、802.16a対応のベースステーションとCPEを共同開発。ProximのWiMAXベースステーションは「Proxim Tsunami MP.16」の製品名で企業やキャリア向けに売り込む。

 さらに、WiMAX CPEの参照設計開発でも協力、IntelからWiMAX機器メーカー向けに、ハードとソフトコンポーネントなどのCPEアーキテクチャを提供する。

 移動型では新規格の802.16eに基づくベースステーションの開発に、両社が協力して取り組む予定だとしている。

 Proximは固定型WiMAXブロードバンドワイヤレス製品を2005年初頭、ポータブルWiMAX対応製品は同年中に提供開始する計画だとしている。

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