DDIポケットの京セラ製端末「AH-K3001V」向けにフルブラウザを提供したことで知られるノルウェーのOperaが、BREW版フルブラウザを開発、KDDI向けに提供すると発表した。
KDDIは「技術的な検討を行うためにブラウザの提供を受ける」とし、対応端末の商用化や料金体系、ビジネスモデルについては未定としている。
KDDIは小野寺正社長が「Operaに限らず、HTMLブラウザ搭載の検討はしている」と話すなど(7月29日の記事参照)、携帯電話へのフルブラウザ搭載を検討していることを明らかにしている。OperaからBREW版フルブラウザの提供を受けるのも、こうした戦略の一環と見られる。
BREW版のフルブラウザはほかにも、ACCESSが「NetFront for BREW」の開発を発表している(6月8日の記事参照)。
8月25日にはドコモも、一般サイトへのアクセスを可能にするブラウザを搭載した端末開発を表明するなど(8月25日の記事参照)、日本の携帯電話市場にもフルブラウザ搭載の流れが出てきた。
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