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» 2004年09月13日 17時37分 UPDATE

携帯に聴かせると曲名が分かる〜NTTレゾナントが実証実験

街で気になる音楽が流れているとき、携帯をかざすと曲名やアーティスト名が分かる──。そんなサービスをNTTレゾナントが開発した。

[後藤祥子,ITmedia]

 NTTレゾナントとin the city TOKYO 2004委員会は、携帯電話を使った楽曲検索「サウンド入力型楽曲検索サービス」の実証実験を行う。実験期間は10月1日から10月31日まで。音楽関係者向けイベント「in the city TOKYO 2004」の期間中には(10月1日から10月10日)、タワーレコード渋谷店と渋谷のライブハウス3カ所に体験スポットが設けられる。

 テキスト入力ではなく、音で検索できるのが特徴。例えば街中で気になる音楽が流れていた場合、検索サイトに携帯から電話して15秒間その曲を聴かせると、楽曲やアーティスト名などの情報をメールで得られる仕組みだ。検索用データベースには、2001年以降にCD化された楽曲から、J-POPを中心にジャズ、フュージョンなどの20万曲を用意。楽曲情報は15秒から30秒ほどでメール送信される。

 同種のサービスは、MTVがボーダフォン向けサービスとして提供しているが(7月13日の記事参照)。NTTレゾナント ポータル事業本部の池尻実氏は同社サービスの優位点として、1)3キャリア向けサービスである点 2)雑踏など雑音混じりの環境下に流れる音楽でも検索できる点 3)楽曲特徴データの容量が軽いため、素早い検索を行える点を挙げている。

 実験への参加方法は2種類。インターネットポータルサイト「goo」からの事前登録が必要な本サービスと、事前登録の必要なく3曲まで検索を行える「お試し版」が用意される。

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 実証実験のサービスイメージ。本サービスはメールで曲名やアーティスト名、収録アルバムなどの情報にアクセスできるURLが送信される。お試し版は、ユーザーがサイトにアクセスして検索結果を閲覧する


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 会場では「島唄」を流してデモを実施。音の流れるスピーカーのほうに携帯電話のマイクを向け、携帯経由で曲を検索サーバに送ると、15秒ほどで結果を知らせるメールが届いた

 実証実験は、音楽関係者の情報交換イベントとして知られる「in the city TOKYO 2004」において、商用サービス提供に向けた検討が行われる。NTTレゾナントは実験のフィードバックを元に、11月にも商用サービスを提供したい考え。

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