灰ロム【はいろむ】

» 2004年10月19日 18時26分 公開
[江戸川,ITmedia]

 灰ロムとは、解約したにも関わらず利用可能のような振る舞いを見せる、白ロム黒ロムの中間に位置する状態の端末を指す。電話による解約や、電話機紛失によって解約だけ済ませた端末などがこれに該当する。

 解約済みであるから、電話としては当然ながら使えないものの、ROM自体にはに電話番号などの情報が残ったままとなっており、サービスエリア内では電波をキャッチしてアンテナマークを表示する。そのため、電波の強さをチェックするための計器として使用したり、回線契約をチェックするアプリゲームを起動するなど、一部利用者の間で好まれて使われている。

 灰ロムの状態では、キャリアでの再度の契約をすることができず、電話番号情報を消去して白ロム化する必要がある。ところが番号消去には、加入者本人の確認を必要とするため、他人から譲り受けた灰ロムではすぐに処理ができない。オークションなどで入手する際には注意が必要だ。

 ちなみに、FOMAのFOMAカードのように、着脱可能なROMにも黒ロム、白ロム、灰ロムはある。購入前のFOMAカードは白ロムで、購入時に電話番号情報が書き込まれ黒ロムとなる。ただし解約の際はショップでカードが処分されるので、白ロムとして手元に戻ってくることはない。電話機紛失の届けで解約されたFOMAから抜き取られたカードは灰ロムとなる。

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