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» 2005年01月17日 17時15分 UPDATE

インクリメンタルサーチ【いんくりめんたるさーち】

アドレス帳などの検索において、採用例が増えつつあるのが「インクリメンタルサーチ」だ。

[江戸川,ITmedia]

 インクリメンタルサーチ(Incremental Search)は、文字列を扱う機器、アプリケーション、サービスなどに利用される検索方法の1つ。携帯電話では日本語予測変換入力システムやアドレス帳検索などに利用されている。

 Incrementは“増加”という意味を持つ英語で、検索条件となる文字を一文字ずつ増やしながら検索を行っていくことを指す。つまり検索したい文字列をすべて入力せずに、最初の一文字目でまずは候補が表示され、次の二文字目でさらに候補が絞り込まれていく。

 例えば、アドレス帳の検索で最初に“さ”を入力しただけで、候補として(もちろん入力済みの)、斉藤、西園寺、坂本、佐竹などの、“さ”で始まる名前がずらりと並ぶ。次に“い”を入力すると、候補には、斉藤と西園寺しか残らない。この状態からカーソルを移動して目的の名前を選択すればいい。

 こうして次々と候補が絞られていくことで、すべての文字列を入力しなくても、該当の候補に簡単にたどり着ける。文字の入力を間違えたり、入力済みのデータが誤っていて候補が見つからなくなった場合には、バックスペースで一文字消してしまえば直前の候補一覧に戻ることができる。

 インクリメンタルサーチはこれまで、パソコンやPDAの分野で多く使われてきたが、携帯電話においても端末の高性能化、大容量化の流れを受け、必須の機能となりそうだ。

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