KDDIの定額プラン4種、どれがお得?

» 2005年03月23日 20時45分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 KDDIがパケット定額制のリニューアルに踏み切った。複数あったパケット割引サービスをまとめ、すべての割引プランで定額制を実現している。

 またフルブラウザである「PCサイトビューアー」(Opera)の利用額にも上限を設け、定額での利用に対応(3月23日の記事参照)。これにより実質、PCと接続してのデータ通信以外は定額で利用可能になったことになる。

 現在のパケット割引サービスの状況をまとめ、パケット利用量に応じた割引プランを考えてみよう。

基本料金とパケット単価〜4種類をまとめる

 名称はさまざまだが、現在auのパケット割引サービスは4種類ある。いずれもEZwebとEメールの利用料金は4410円が上限。PCサイトビューアーを組み合わせても、5985円が上限だ。

 異なるのは、月額料金とパケット単価だ。

割引プラン 月額料金 パケット単価
ダブル定額ライト 1050円 0.084円
ダブル定額 2100円 0.0525円
パケット割WINミドル 4200円 0.025円
パケット割WINスーパー 7875円 0.01575円
定額料と同額の無料通信料が付属する

どの割引サービスを選ぶべきか

 まずPCでのデータ通信を行うユーザーは、「パケット割WINミドル」か「パケット割WINスーパー」を選ぶことになる。2つの料金カーブがクロスするのは30万パケット。つまり、月間30万パケットを超える利用があるなら「パケット割WINスーパー」を選んだほうが安い。

 30万パケットは約36.6Mバイト。ちなみにYahoo!JAPANのトップページが約85Kバイト、ITmedia Mobileのトップページが約354Kバイトとなる。ITmediaを約100ページ閲覧できる容量がだいたい36.6Mバイトだ。

※カード型の利用を想定したPCでのデータ通信は、2004年11月11日の記事参照

 PCでデータ通信を行わないユーザーは、「ダブル定額ライト」「ダブル定額」「パケット割WINミドル」が選択肢となる。いずれを選ぶべきか見ていこう。

PCサイトビューアーを使わないユーザー

 まずPCサイトビューアーを使わないユーザーは、いずれのプランでも上限が4410円。つまり使いすぎた場合はいずれのプランでも同じだ。判断ポイントは、“あまり使わなかった場合”に得なのはどれか? ということになる。

 各プランの料金を、利用パケット数ごとに表したのが下のグラフだ。ここでは税抜きで計算し、上限を4200円としている。

 まず定額料金が最も安い「ダブル定額ライト」は、ほとんどパケット料金を使わない場合に安い。分岐点は2万5000パケットだ。定額2000円の「ダブル定額」は、2万5000パケットから8万パケットの間ならば安い。

 定額4000円の「パケット割WINミドル」は、8万パケット以上で16万8000パケットまでがお得になる。16万8000パケットを超えると、いずれのプランでも上限に達するからだ。

利用 パケット量 容量(Kバイト)
文字メール(250文字) 約11 1.4
ムービーメールS送信(15秒) 約700 88
着うたフル 1万2880 1610(1.5Mバイト)
着うた 1180 148
EZナビウォーク 280 35
EZチャンネル 2万4580 3072(3Mバイト)
au総合カタログ3月号より。パケット量、容量は計算による

 結論として、2万5000パケット以下しかWebの閲覧やコンテンツのダウンロードなどを行わないユーザーには「ダブル定額ライト」が有効だ。

 また16万8000パケット前後を行ったり来たりするユーザーには、「パケット割WINミドル」がいい。わずかな額ではあるが定額料の4200円で収まり、上限の4410円に達しない場合があるからだ。

PCサイトビューアーを利用するユーザー

 PCサイトビューアーを利用するユーザーは、上限の5985円までにどの程度のページが見られるかがポイントになる。

 この場合、2万5000パケット以下でお得な「ダブル定額ライト」はお勧めできない。ITmediaを10ページ閲覧するだけで約3万5000パケット必要なためだ。

 8万パケットを超えると、「パケット割WINミドル」が安くなる。22万8000パケット(約28Mバイト)までは上限の5985円以下で済む計算だ。

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