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» 2005年05月16日 21時57分 UPDATE

モバイルコンテンツ・プチレビュー:難易度が下がり「思い通りの娘」になる? プリンセスメーカー

プリンセスメーカーは、主人公が天界から授かった娘を一人前の女性へと立派に育てていくゲーム。PC版などと比べると、やや難易度が下がったようだ。

[小松しおる(StoryWorks),ITmedia]

 最近のギャルゲーの台頭は、目を見張るものがある。各種恋愛シミュレーションや、露出の激しい衣装で戦う格闘ゲームなど、ゲーム売り場などでは“ギャルゲーコーナー”が堂々と設置されている。随分と市民権を獲得したものだと、感心するばかりだ。

 今回取り上げた「プリンセスメーカー2」は、まだギャルゲーがゲーム屋さんの片隅に置かれ、買うのにちょっと肩身の狭い思いをしてた時代の名作を携帯に移植したものだ。

Photo (C)GAINAX/TinMachine
コンテンツ名 「プリンセスメーカー2」
月額 315円(プリンセスメーカーiの月額料金)
対応機種 FOMA 900i、901i(700i非対応)
アクセス 「メニューリスト」-「ゲーム」-「ゲーム2」-「育成ゲーム」-「プリンセスメーカーi」

 ゲームの主人公(1人称)は、勇者でオヤジ。魔王を倒すわけでも、勝手にさらわれまくるお姫様を助け出すキノコ好き……でもない。主人公は「すべての悪を倒した元勇者」であり、天界から授かった娘を一人前の女性へと立派に育てていくという趣向だ。ちょっと“足長オヤジ”なゲームといえる。

 ちなみに自分の年齢は12歳から選べるし、育て方によっては自分の嫁にもできてしまう。お好みであれば、流行の「お兄ちゃん♪」な雰囲気を醸し出すことも可能だ。実際、試しに娘を「妹」扱いでプレイしてみたが、けっこうしっくりいくので筆者的にはオススメだ。

Photo

まずはバイトに出そう

 娘を育てるには、習い事をさせなくてはならない。しかしプレイ当初、所持金はわずかしかない。

 そのため主人公は娘を「子守」「農業」「家の手伝い」などのバイトに出すという流れになる。うまく仕事を成功させれば、ボーナスももらえるし給料も上がる。ちなみに、筆者はこのゲームのPC版やCD-ROM2版もプレイしたことがあるが、iモード版はかなりバイトの成功率が高いと感じた。携帯向けだけに、ライトゲームに調整されているのかもしれない。

 従事できるバイトは年々増えていき、15〜16歳になると「夜の殿堂」などというアヤシイバイトも選べるようになる。こうした仕事は稼ぎも多いが、娘が不良化する「因果」や病気化する「ストレス」も半端ではなく増える。ここは注意しよう。

 それにしても、「夜の殿堂」で働いていた娘がプリンセスや女王様になると、ちょっと感慨深いものがある。王子様は娘の過去をご存じなのだろうか? それを知っていて結婚してくれたなら、懐の深い王子様だ……と感心することしきりだった。

習い事は将来を考えて

 先に触れた習い事は、「ダンス」「剣術」「礼法」「詩学」など10種類。娘の将来を考えて上手にパラメーターを上げていこう。

 一人前になるにはかなり時間と費用を消費するが、根気よく太っ腹にゴールドを使っていただきたい。なお、筆者が遊んだ限りでは習い事で失敗することはなかった。

 娘を“ダークプリンセス”=魔王の妻にしたい場合でも、各種パラメーターはきっちり上げる必要がある。こちらのほうが難易度が高いので、興味あるユーザーは根性を入れてかかってほしい。

Photo ある程度力が付いたら、冒険に出したり、収穫祭に出席させたりしてみよう。そこでしか入手できないアイテムや、沢山のゴールドが手に入る

難易度が下がった?

 昔一通り遊び、コツを何となく覚えていたせいもあるのかも知れないが、PC版などと比べて随分と難易度が低くなっている気がする。

 前述のバイトや習い事のほかにも、城に足しげく通い「社交パラメーター」を上げるのはかなり難儀だったものだが、iモード版では割合あっさりと王様に認めてもらえた。ほかにも、あんなに強かったボスキャラである“武神”もあっさりと倒せた。移植でより一層遊びやすいシミュレーションになったといえるだろう。

 携帯版ではエンディング数も74通りと増えたほか、隠し要素も随所にちりばめられている。昔一度遊んだ人でも、初めての人も、新たな感動を覚える事ができるはずだ。

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