ドコモ「P」が1週で復活〜「W31S」は復活ならず：携帯販売ランキング（5月9日〜5月15日）

[ITmedia]

　先週、新たにリリースされた端末はなし。ランキングは「嵐の前の静けさ」なのかどうか、各キャリアの新機種発売ラッシュを控えて安定してきた。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	↑	P901i	→	A5509T	→	ﾂｰｶｰS	→	V603T
2	↓	N901iC	↑	A1404S	→	TT32	↑	802SH
3	→	F672i	↑	W21CAII	→	TT31	↓	V603SH
4	→	P506iC	↓	A5507SA	→	TS41	→	V602SH
5	↑	N506i	→	W31S	→	TT51	→	802N
6	↓	P700i	→	W31K	↑	TK40（*）	→	902SH
7	→	F880iES	→	W22SA	↓	TK40	→	V402SH
8	→	SH901iC	→	W31SA	↓	TK41	→	nudio
9	→	N700i	↑	W21K	↑	TK31	→	702NK
10	→	SH700i	↓	W21T	↓	TT41（*）	→	802SE
（*）表記は「プリケ―セット」（**）表記は「プリケーロングセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店（家電量販店、カメラ販売店、PC専門店）のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

　ドコモは「P901i」（右写真）が「N901iC」を抜いてトップに返り咲いた。先週、N901iCがP901iを交わして首位に立っていたが、1週間で再逆転した格好だ。3位は先週と同じく、らくらくホンこと「F672i」。

　ドコモで一番新しくリリースされたのは、3月11日に全国発売された「N700i」と「P700i」。それ以来新機種が出ておらず、そろそろランキングも同じ顔ぶれが並ぶようになってきている。

　auは、セキュリティ強化の「A5509T」（左写真）がV2を達成。以下、「A1404S」や「A5507SA」など非WIN端末が上位を占めている。

　auで一番新しくリリースされた端末は、4月末に発売の「W21CAII」。W21CAIIは、初登場3位、2週目に4位で今週3位と高位置をキープしている。なお、先週1位から5位に転落した「W31S」は、今週も5位と浮上のきっかけをつかめずにいる。

　ツーカーは、相変わらずのランキング。1位「ツーカーS」（右写真）、2位「TT32」、3位「TT31」はいつもの順位で、6位〜10位は細かく入れ替わったが顔ぶれは先週と同じだ。

　ツーカーで一番新しくリリースされた端末は、3月上旬に発売された「TT51」。初登場から今にいたるまで、4位と5位を行ったり来たりしている。リリース後、これだけ順位が安定した端末というのも珍しい。ちなみにツーカーSは、初登場の3位以後、1位しか経験したことがない。

　ボーダフォンは、「V603T」（左写真）が2週連続トップに成功。デッドヒートを続けていたライバルの「V603SH」は、3位へと一歩後退した。

　ボーダフォンの一番新しくリリースされた端末は、上記2機種。2月下旬に発売されて以来新しい端末がないわけで、実は「新機種空白期間」が4キャリアの中で一番長いことになる。

　来週、発売予定の端末はなし。ボーダフォンの「902T」は4月下旬以降に発売とアナウンスされていたが、まだ発売されずにいる。

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