秋の旅行でぜひ立ち寄りたい、韓国携帯電話スポットが新登場

» 2005年10月06日 21時29分 公開
[佐々木朋美,ITmedia]

 ソウル市の西北にある新村に9月30日、国内では初の携帯電話専門のブランドショップである「Anycall Studio」がオープンした。

 Anycall Studioは2階構成となっており広さは120坪。Samsungがこれまで市場へリリースしてきた携帯電話を展示しているだけではなく、実際に触れてみることも可能となっている。

 1階には4つの体験コーナーがある。700万画素の「カメラ携帯」で撮影とプリントアウトができる「フォトステーション」、大型LCDにつないだ3Dゲーム携帯を体験できる「ゲームステーション」、Bluetooth搭載のミュージックフォンなどで音楽が聴ける「ミュージックステーション」、DMB(デジタル放送)フォンで動画を楽しめる「マルチメディアステーション」だ。

 2階はちょっとした「携帯博物館」のようになっている。世界中で人気を博した「ブルーブラックフォン」などをはじめ、受賞歴のある携帯電話を展示する「アワードコーナー」、ファッション性の高い携帯端末を一挙展示している「トレンドリーダーコーナー」、衛星DMBフォンなど、Samsungの「世界初」「世界最高水準」の携帯電話だけを集めた「テクノロジーリーダーコーナー」、女性に人気のデザイナー、ANNA SUIとのコラボレーションフォンなどを展示する「デザイナーフォンコーナー」など、国内外で活躍するSamsungの姿を見て感じ取ることができる。

仁川空港でSK Telecomの技術を体感

 韓国の入り口である仁川空港には、SK Telecom(以下、SKT)の「ユビキタスITサービス体験館 “U-Zone”」が8月からオープンしている。仁川空港の3階に123坪の広さでオープンしたこのスペースでは、SKTが提供しているさまざまな技術を、なんと日本語解説付きで体感できる。

 ここに展示されているのは、衛星DMB、テレマティクス、W-CDMA関連の携帯電話だ。このほか韓国でのみ楽しめる、同社の音楽配信サービス「MelON」や、3Dゲームサービス「GXG」、ミニホームページ「モバイルサイワールド」なども直接体験することができる。また、自宅内の家電を携帯電話で操作できる「デジタルホーム」の展示も行われている。

 館内は、携帯電話の動画がガイドしてくれる「モバイルアシスタント」サービスが案内してくれる。また国際空港の中にある体験館ということで、日本語のほかにも英語や中国語による案内も提供するなど、細かなサービスにも力が入れられている。

 韓国やソウルを訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしい携帯電話スポットだ。


佐々木朋美

 プログラマーを経た後、雑誌、ネットなどでITを中心に執筆するライターに転身。現在、韓国はソウルにて活動中で、韓国に関する記事も多々。IT以外にも経済や女性誌関連記事も執筆するほか翻訳も行っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  6. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
  10. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年