こんなことができます──「903T」のGPS機能をチェック日本でも海外でも迷子にならない

» 2005年11月07日 00時00分 公開
[PR,ITmedia]
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 ボーダフォン初のGPS携帯として登場するのが東芝製の3Gケータイ「903T」。ボーダフォンのナビサービス「Vodafone live! NAVI」に対応した903Tで、どんなことができるのかをチェックしていこう。

回転2軸ボディの3G端末「903T」


2.4インチの大画面液晶を表に出した状態で各種機能を使える

ポイント1:プリセットの「いつもナビ」は、ここが違う

 GPSケータイの「903T」にプリセットされるナビアプリは、ゼンリンデータコムの「いつもナビ」。徒歩向けにカスタマイズした詳細な地図データを用意しているのが特徴だ。

これが「いつもナビ」。現在地の周辺情報検索やナビ機能を使える「すぐナビ」、住所や電話番号、駅名などから場所を検索でき、地図や時刻表、渋滞情報なども合わせて確認できる「場所をさがす」、徒歩移動も含めたドアトゥードアのナビが可能な「ドアtoドアナビ」、海外の地図を閲覧できる「海外地図」などのメニューが用意される

 ナビゲーションの基本となる地図には、建物の形まで分かる詳細な地図を採用。東京23区や政令指定都市の駅周辺の地図には、立体通路や建物の出入口、建物、公園内通路などの情報も追加することで、徒歩に最適化された経路の検索を可能にしている。徒歩なら自由に通行できる公園やビルの敷地などを避けてしまうルートを極力減らしているのだ。

 さらに歩道や横断歩道、歩道橋、階段、エスカレーターなどの情報も追加することで、雨の日に便利な「屋根の多いルート」、移動が楽に行える「階段の少ないルート」といった徒歩ルートの検索も可能にしている。

建物の形まで分かる詳細な地図を表示。道幅の違いや歩道の有無なども把握できる(左)。これは日比谷公園を抜ける徒歩ナビルート。公園内の歩道についても詳細な情報がある(中)。徒歩ナビでは3つの条件を選択可能。屋根の多いルートは雨の時、階段の少ないルートは荷物が多い時などに役立つ(右)

 地下鉄出口からの景色をパノラマ写真で表示する機能も便利だ。駅の出入り口から見渡した景色が写真でリアルに再現され、地図を回転させれば周囲を360度見渡せる。地下鉄の駅周辺では、近くにいくつもの出入り口があることも多く、「今、自分がどの出口にいるのか分らない」「ナビの指示する方向が分らない」といった事態も起こる。パノラマ表示は、そんなシチュエーションで役立つ機能だ。この機能は、東名阪の主要駅に対応している。

地下鉄千代田線赤坂駅の4番出口で。若干、ななめ左前方の視点の写真と、ナビのパノラマ表示。画角が大きく異なるが、同じ景色であることが分かる


右を向いてみた。看板などの特徴から自分の居場所を確認できる

 鉄道での移動を含んだルート検索には、鉄道経路の検索に定評のある「駅前探険倶楽部」のエンジンを採用。自動車による移動経路は、VICS情報を加味して渋滞を避けたルートも検索できるため、助手席ナビとしても使えるのだ。

ポイント2:海外でも道に迷わない──ナビも国際ローミング対応

 W-CDMA/GSMのデュアルネットワークに対応により、そのまま海外に持ち出してナビ機能を利用できるのも大きなメリットだ。ボーダフォンが提供する海外向けナビサービス「Vodafone live! NAVI」はサービス開始当初、イギリス、オランダ、スペイン、ドイツ、香港に対応する。

 Vodafone live! NAVI対応コンテンツの1つ、「Global NAVITIME」(提供元:ナビタイムジャパン)を使えば、ハワイ、アメリカ本土、イギリス、フランス、ドイツ、香港、スペイン、ベネルクス、イタリアで、目的地までのルート検索や徒歩ナビ、現在地周辺の観光地情報検索などのサービスを利用できる。

 Global NAVITIMEでは、旅行前に移動経路や所要時間をシミュレーションすることも可能。目的地やルートを事前に検索しておけば、現地では履歴からの呼び出しだけでスマートにナビを設定できる。かさばる鉄道路線図や地図を持たずに海外旅行を楽しめるわけだ。

プリセットされる「いつもナビ」にも、海外で役立つ「海外地図」がある。世界中の広域地図を閲覧でき、現在はハワイの詳細地図が提供されている。詳細地図の提供地域は順次拡大予定

ポイント3:写真にメールにアドレス帳に──GPS機能で位置情報を

 GPSで測位した位置情報は、(1)撮影した写真にExif情報として埋め込む (2)アドレス帳に登録する (3)メールに付加して送信する──といった機能や用途にも対応する。

 位置情報が埋め込まれた写真はメールに添付すれば、地図へのリンクを付加でき、メールを受け取った相手も地図を確認できる。他キャリア端末やPCでも地図の確認が可能だ。

地図を表示可能なリンク情報をメールに付加するかどうかは、メール作成時に選択できる。auのEZナビウォーク端末などのExif情報に対応した携帯電話なら、写真を添付して送るだけで位置情報も表示できる

 位置情報が付加された写真は、プライベートでもビジネスでも役立つ。プライベートの利用では、例えば観光地で秘密の絶景スポットを見つけた場合、その場で位置情報付きの写真を添付したメールを送りさえすれば、場所も教えられる。ビジネス利用では、得意先の位置情報をアドレス帳に登録しておけば、出先で急に立ち寄りを命じられても即座に経路を検索できる。

 位置情報の測位履歴は20件まで残るので、登録し忘れても後からさまざまな用途に活用できる。測位情報に題名を付けて保存できる「位置メモリスト」も用意され、手軽に気になる場所の情報を残せる。

GPSの測位履歴は日時と共に自動保存される。位置メモリストでは、位置情報に名前を付けて保存できる

ポイント4:回転2軸ヒンジでスマートに“徒歩ナビ”

 903Tは、2.4インチの大画面を表にした状態で折りたたんで使える回転2軸ヒンジを採用している。このボディ形状はナビの利用となかなか相性がいい。手の中にすっきり収まるビュースタイルで徒歩ナビを利用できるからだ。ビュースタイルから水平にくるっと180度ディスプレイ側を回転させればキー操作もすぐに行える。

 回転2軸ボディの903T。液晶を表に出して折りたたんだ状態は「ビュースタイル」と名付けられている


ビュースタイルから水平に回転させると通話スタイルに移行できる。文字入力を伴う操作もスマートに行える

 ビュースタイルで持ち歩いている場合、待受画面で右側面のキーを長押しすると、現在地からのナビ機能が用意された「すぐナビ」が起動する。起動と同時に現在地が計測され、「自宅へ戻る」「近くの駅やスポットに移動する」など、利用頻度の高いナビ機能を使えるのだ。すぐナビでは、ほとんどの操作を側面のボタンで行える。ナビの起動から設定、徒歩ナビの利用までを、ビュースタイルのまま行えるのは便利だ。

ビュースタイルではワンタッチで「すぐナビ」を呼び出せる。選択項目は上下に並び、側面のボタンだけで操作できる


側面には上下ボタンを含む4つのボタンを装備。項目の選択、階層を戻るといった操作もそつなくこなせる

ポイント5:ハイエンド3G携帯電話としての機能も充実

 903Tは、ハイエンドモデルに位置付けられるボーダフォンの90x番台の型番が付いた端末で、高機能3G端末としての機能も充実している。日本のユーザーに配慮したユーザーインタフェースが採用され、1曲丸ごとダウンロードが可能な着うたフルにも対応。オートフォーカス付きの192万画素カメラは最大1600×1200ピクセルの静止画撮影が可能だ。

 Bluetoothにも対応し、Bluetoothヘッドセットを使ったハンズフリー通話やBluetooth対応機器とのデータ交換、ワイヤレスでのダイヤルアップ通信が可能。赤外線機能も備えており、携帯電話間のデータ交換も手軽に行える。

 メモリカードはSDカードを採用しており、製品には64Mバイトのカードが付属。SDカード対応のデジタルカメラで撮影した写真をPCレスでメール送信できるなどのメリットもある。高速3Dグラフィックス表示を可能にする3Dグラフィックエンジンの「T4G」の搭載によりエンタテインメント機能も充実。今どきの3G携帯電話としては必要充分な機能を備えている。


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提供:株式会社 東芝
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月6日

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