11月11日、オンラインショップ「ウィルコムストア」に続き(11月8日の記事参照)、店頭でもウィルコム製音声端末の予約が始まった。
予約を受け付けているのは、京セラ製の「WX310K」「WX300K」と、三洋電機製「WX310SA」の3機種。ある量販店での新規価格はWX310Kが1万9800円(機種変更2万4800円)、WX300Kが9800円(機種変更1万3800円)、WX310SAが2万2800円(機種変更2万7800円)となっており、ウィルコムストアの価格と同じになっていた(以上すべてITmedia調べ)。
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4xパケット通信対応の京セラ製PHS端末「WX310K」。フルブラウザ「Opera」やBluetooth、130万画素CMOSカメラを搭載。ダウンロードで音楽・ムービー再生などに対応する
4xパケット通信対応の三洋電機製端末「WX310SA」。フルブラウザ「NetFront V3.3」を搭載し、Javaに対応。PDF、Word、Excel、PowerPointファイルが閲覧できる「Document Viewer」を備え、ICレコーダー機能や130万画素カメラを搭載する
1xパケット通信対応の京セラ端末「WX300K」。Operaフルブラウザを搭載し、機能を絞った薄型軽量モデル
WX310シリーズでは、外部メモリカードやJava、Bluetooth、130万画素カメラ、4xパケット通信(128kbps)対応などに対応。従来のウィルコム製音声端末に比べ、大幅に機能強化が図られている。
発売日は、WX300Kが11月18日、WX310SAが11月25日、WX310Kはノーブルピンクとシルバーが11月25日、ビターオレンジのみ11月30日となっている。「発売日には全機種お渡しできる予定」(売り場担当者)
- Java、Bluetoothも ウィルコム新型端末の狙い
これまで不足していた音声端末を、一挙4機種投入するウィルコム。機能を大幅にアップさせたが、あくまで狙いは“多機能派”ではない。併せて、データ通信を最大3800円で定額とするオプションプラン「データ定額」も発表した。
- PHSにJava──仕様はMIDP2.0完全準拠
標準的な携帯電話向けJava仕様であるMIDP2.0に準拠。PHSでも、今後Javaは標準機能になっていくとウィルコム。ゲームだけではなく、法人向けの機能拡張手段として応用していく方針だ。
- “京ぽん”新端末「WX310K」発表
京セラ製PHS端末「WX310K」は、Opera、Bluetooth、130万画素カメラを搭載し、音楽再生機能にもダウンロードで対応する、意欲的なハイエンド端末だ。気になる機能を発表会会場でチェックした。
- Java対応、ICレコーダー機能付き三洋「WX310SA」
130万画素カメラ、フルブラウザ、ICレコーダー、PCファイル閲覧機能……と“機能てんこもり”な端末は、PHS端末で初めてJavaに対応。11社が提供するゲームやアプリを利用できる。
- シンプル京ぽん「WX300K」も登場
AH-K3001Vのマイナーチェンジ版といえるWX300K。フルブラウザOpera、POP3/SMTPメール機能を搭載するが、音声通話重視のユーザーを狙ったエントリーモデルという位置づけだ。
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