連載
» 2006年04月03日 22時00分 UPDATE

長期ロードテスト「D902i」No.6(最終回):カメラのクセを知って、きれいな写真を撮ろう (1/2)

D902iを気に入っている大きな理由の1つは、カメラの性能がいいところ。ちょっとクセはありますが、それさえつかめばデジカメの代わりに活躍してくれます。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 写真を撮ってすぐにメールで送れる便利さや楽しさは、携帯カメラならではのもの。うっかりデジカメを忘れた日でも携帯電話なら持っているし、PCがなくても携帯から更新できるので、私のblogやSNSの日記には、D902iで撮った写真がちょくちょく登場しています。

 上手に付き合えば、D902iはかなりきれいに写真を撮れる携帯です(よく見るとさすがにアラが目立ちますが……)。D902iを気に入っている大きな理由の1つが、このカメラ機能。ロードテスト最終回は、D902iのカメラ機能にフォーカスしてみたいと思います。併せて荻窪さんの記事もご覧下さい(2005年12月7日の記事参照)

横向きが撮りやすいカメラなのに、撮った写真はなぜか縦向き

 D902iは背面にレンズが付いており、レンズカバーを開けるだけでカメラ機能が起動します。メニューからカメラを選んで起動、というインタフェースの端末に比べて、すごくいいなあと思います。起動が早くなるともっとうれしいなあ……(贅沢?)。

 本体を横に向けて、大画面液晶を見ながら撮影していると、薄型のコンパクトカメラを使っているような感じです。オートフォーカス(AF)の合焦スピードも速いし、ピントが合っているのも確認しやすいし、シャッターボタン半押しでAFロックできるし、使い勝手は良好。本当にデジカメみたいに使えます。

 D902iの撮像素子はスーパーCCDハニカムの200万画素で、撮影できる画像の最大解像度は1728×2304ピクセルと、こちらもデジカメ並み。大きな画像を撮るとブレが目立つので、しっかりホールドしないと撮れません。さすがにVGA以上の画像になると、縦撮りではブレてしまってとても無理だし、AFロックができるのは本体側面のシャッターボタンだけということもあり、横向き撮影必須……なのですが、D902iは基本的に縦向きとして画像が保存されるんですよね。横を向けて撮影しても画像は縦向きなので、そのままメールしたりモブログでWebにアップしたりすると、画像が90度回転した状態になってしまいます。

解像度(ピクセル) 画像の回転
1728×2304 ×
1200×1600 ×
960×1280 ×
480×640
640×480
352×288
240×400

 D902iで撮れる画像のうち、240×400ピクセル以上のものををまとめてみました。デジカメ代わりに使うことを思うと、できれば800×600とか1024×768ピクセルもほしいところ。480×640の上がいきなり960×1280ピクセルなんですよね。

 注目してほしいのは、回転の可否。とりあえず横向きに撮って、あとから90度回転させればいい……と思いきや、VGAより大きな写真は回転できないのです。解像度が高い写真ほどブレが目立つため、ホントは横向きで固定して撮影したいのに……。ちなみに「480×640」「640×480」の両方があることから分かるように、VGAサイズは縦向き/横向きのどちらも選べるのですが、どちらも端末を縦に持って撮ることを想定しています。

 ちょっと面白い縦横比ですが、撮ってWebにアップするのにオススメなのが240×400ピクセル。D902iの液晶ディスプレイをいっぱいに使って撮るので、あとで待ち受け画面にするのにも便利です。

ay_dcm01.jpg VGAは縦向きと横向きの両方が選べるが、横向きを選ぶと使わないスペースが多く、せっかくの液晶ディスプレイが無駄になる。写真の640×480で撮るより、480×640を選んで画面いっぱいに表示して撮影し、後で回転させるほうが撮りやすい
ay_dcm02.jpg レンズカバー(AFと書かれたところ)をスライドするだけですぐにカメラ機能が使えて気持ちがいい。ささいなことだが、写真を撮っていると気になるのがストラップホールの位置。ストラップが写ってしまうので、本体下部にあったほうがいいと思う
       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.