津田会長退任、副社長にソフトバンクBBの宮内謙氏──ボーダフォン
» 2006年04月04日 11時37分 公開
[ITmedia]
ボーダフォンは4月3日に開催した取締役会で役員の異動を決議した。副社長に選任されたのはソフトバンクBBの宮内謙氏。専務執行役に宮川潤一氏（CTO）、財務担当常務執行役に藤原和彦氏、人事担当常務執行役に青野史寛氏が選任された。
併せて新任取締役候補も発表。ソフトバンク社長の孫正義氏、ソフトバンクBB副社長兼COOとソフトバンク取締役を兼任する宮内謙氏、日本テレコム執行役員、ソフトバンクBB常務取締役、BBモバイル取締役を兼任する宮川潤一氏ら6人の名が挙げられている。
なお、現ボーダフォンの取締役陣は、会長の津田志郎氏、ジョン・ダーキン氏、野副正行氏が退任予定で、現社長のビル・モロー氏は留任する。
なお今回の人事については、2006年4月下旬に開催予定の臨時株式総会をで正式に決定する。
関連記事
ソフトバンク、ボーダフォンを1兆7500億円で買収
ソフトバンクはVodafoneの日本法人・ボーダフォンを買収することで合意したと正式発表した。買収総額は1兆7500億円。- ボーダフォン、BBモバイルの傘下に──現取締役は1人をのぞき辞任
ソフトバンクは、ボーダフォンの株式を公開買い付けにより取得する。買い付けはソフトバンクの携帯電話事業会社、BBモバイルが行う。 
買収でボーダフォンユーザーはどうなる？
ソフトバンクがボーダフォンを買収する。そんな噂が流れたときから、その是非を巡りユーザーはさまざまな議論を戦わせてきた。買収後のボーダフォンユーザーはどうなるのだろう。
「完全撤退ではない」――日本市場に足がかりを残したVodafone
既報のとおり、ソフトバンクはボーダフォンの株式を100％取得する考え。しかし英Vodafoneも、日本市場から撤退するわけではない。両社は戦略提携し、ジョイントベンチャーを設立する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
SpecialPR
SpecialPR
アクセストップ10
2025年12月05日 更新
- 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 （2025年12月04日）
- 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う？ 使い分けのポイントを解説 （2025年12月03日）
- 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 （2025年12月04日）
- 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり （2025年12月03日）
- 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 （2025年12月04日）
- 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か （2025年11月30日）
- サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 （2025年11月23日）
- Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行？ いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと （2025年12月04日）
- NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは？ （2025年12月03日）
- 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 （2025年12月03日）
最新トピックスPR
過去記事カレンダー
Feed Back
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。