仕事とプライベートでアドレス帳やスケジュールを切り替えられる「Wシーン機能」に加え、「W42H」(5月22日の記事参照)に新たに搭載されたのが、付け替えることで端末の雰囲気を変えられる「カスタムバングル」。製品には3種類のカスタムバングルが付属し、アクセサリー感覚で付け替えられる。
カスタムバングルの取り外しは簡単で、カスタムバングルの脇にある本体凹部に指をかけ、持ち上げると外れる。バングルの内側両端にあるツメが、本体のツメに引っかかって固定される仕組みだ。
かなり強く止まっているため、通常の操作で外れることはないと思われるが、本体を落下させるなど、瞬間的に強い衝撃が加わったときには外れることがあるかもしれない。
「頻繁に着脱すると、ツメが磨耗して外れやすくなるのでは」と心配する声も寄せられているが、KDDIによれば「KDDIの品質基準を満たした製品であり、普通の使い方をする分には問題ない」としている。
キーが直径7ミリ程度の円形で、太い指などでは押しにくそうにも見えるが、キー表面が若干周囲より高い位置にあり、しっかりしたストローク感もあるので、筆者が試した限りでは特に不満を感じることはなかった。ただ“押しやすい”という感覚は人によって千差万別なので、気になる人は店頭のモックを試してほしい。
前モデルの「W41H」は、2.7インチの液晶ディスプレイやステレオスピーカーを搭載したワンセグ携帯だったため、ボディサイズも大きめなものになっていた。対するW42Hは、WINのトレンドとなる機能やスペックは一通りおさえているが、派手な“飛び道具”は持っていない。そのためW41Hに比べて、幅が3ミリ、高さが6ミリ、奥行が2ミリと一回り小さくなっている。
端末名 | サイズ | 重さ | 特徴 |
---|---|---|---|
W42H | 50×100×25ミリ | 約120グラム | Wシーン、カスタムバングル |
W41H | 53×106×27ミリ | 約159グラム | ワンセグ携帯 |
W32H | 50×98×25ミリ | 約126グラム | au初のおサイフ携帯 |
手に当たる部分には角を落とす処理が施され、ホールド感も悪くない。“愛着のわくデザイン”というコンセプトの通り、手の中でコロコロと扱える大きさに仕上がっていた。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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