総務省、ボーダフォンにHSDPAの包括免許を付与

» 2006年09月15日 15時18分 公開
[ITmedia]

 総務省は9月13日、ボーダフォンから申請のあった、1.9GHz帯を利用するHSDPA対応端末の包括免許を、電波監理審議会の答申結果に基づき付与すると発表した。北海道、東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州総合通信局と沖縄総合通信事務所における手続が終わり次第、包括免許を付与する。

 ボーダフォンは申請の理由を「HSDPA及び従来のW-CDMA方式を1つの端末で利用できる携帯電話端末を導入するため」としており、免許は1967.6MHzから1977.4MHzまでの200kHz間隔の50波に対して与えられる予定。最大運用数は1547万局で、運用開始日は10月1日となっている。包括免許制度とは、電波法などで規定されている、携帯電話などの端末で個別に免許を受けることなく、1つの免許で同一タイプの複数の端末を投入できる制度。

 ソフトバンクの孫正義社長は2006年度四半期決算で「10月1日までに6500局がHSDPAに対応した設備になる」ことを明らかにし、9200局まで拡張する計画を話した。また、「今年の秋には主要都市で利用できるようになる」と発言していた。

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