写真で解説する「P903i」(2/2 ページ)

» 2006年10月12日 19時46分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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 P903iの特徴的な機能の1つに、携帯を置き忘れても自動的にロックをかけてくれる「あんしんキー」の採用がある。“鍵”となるあんしんキーを身につけておくことで、端末から離れる(距離は3段階でユーザーが指定できる)と自動的にロック、近づくと自動的にロックが解除される仕組み。従来から備わる顔認証やパスフレーズによる認証と合わせて、より高度なセキュリティを実現できる。

photophoto 常時身につけておく“あんしんキー”は消しゴムほどのサイズ(左)で、このように薄い(右)
photophoto 上面にストラップホールがある(左)。電源はCR2025ボタン電池。電池スペース奥に「ID番号」が記載されているが、このID番号を本体に登録することで相互認証が行われる仕組みだ(右)
photophoto あんしんキーと端末が近くにあり、相互認証が行われている(ロックが解除されている状態の)場合、このようなアイコンが表示される(左)。あんしんキーを持ったまま端末から離れると、端末ではこのような画面が表示され、他人が操作できないよう自動的にロックされる。もちろん有効距離内に近づくと自動的にロックが解除される。あんしんキーの電池切れ時などには端末暗証番号によるロック解除も行える(右)
photophotophoto あんしんキーの有効範囲は、「広い」「中間」「狭い」の3段階で設定可能。説明員によると「広い」は直線距離で約40メートル(障害物がない場合)、「狭い」は約5メートルとのこと(中)。あんしんキーは別途単品でも購入可能となる予定。価格は未定だが「千円台前後」になるという。端末には10個まで登録できる
photophotophoto Pシリーズおなじみの3列×3行メニュー。次回層もビジュアルメニューとなるのも同様
photophoto 日本語入力システムはP902iシリーズと同じAdvanced Wnn。ただし入力インタフェースが若干変更された。左がP903iの文字入力画面、右がP902iSの画面。予測変換は4行×2列の8候補が表示され、右メニュー([iモード]キー)で予測文字の英/数/カナ切り替えが行える。また、標準フォントも若干変更。「従来の文字は細く見にくいという声があったため、若干書体を変更しました」(説明員)とのことでやや太く、多少角張ったものになった
photophotophoto NTTドコモ夏野氏いわく「どんな絵のファイルもメールに埋め込めるので“無限絵文字”と呼んでいる」というデコメール。デコメールのgif素材もメールの絵文字切り替えメニューから直接選択できるようになり、普通の絵文字のようにデコメ素材も気軽に使えるようになった。P903iの場合は文字入力時に[*]ボタンで絵文字ツールを呼び出し、[iモード]ボタンで絵文字1(通常の絵文字)→絵文字2(通常の拡張絵文字)→絵文字D(デコメ絵文字)と切り替えられる(どうでもいいが“絵文字D”という字面は……)
photophotophoto オートフォーカスとなったカメラ機能は、操作インタフェースも若干変わった。中央の緑枠はAFが合焦したことを示す。画像サイズや画質、ホワイトバランスなど各種詳細設定へアクセスできるアイコンがあり、[1]〜[5]キーにショートカットが割り当てられている(左)。メニュー画面をたどらずともショートカットキーで即座に設定できるのは便利(中)
photophotophoto プリインストールアプリは、メガiアプリの注目タイトル「DIRGE of CERBERUS LOST EPISODE -FINAL FANTASY VII-」、Bluetooth通信で遊べる「ぷよぷよ〜んコラムス」のほか、コンテンツプレーヤー「P-MoviePlayer」、GPS対応地図ソフト「NAVITIME for P」など。
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photophotophoto 最大20Mバイトのコンテンツをダウンロードして再生できるiアプリプレーヤー「P-MoviePlayer」
photophotophoto GPSを活用した地図アプリ「NAVITIME for P」もプリインストール。GPS搭載機ということで、ドコモの新サービス「ケータイお探しサービス」にも対応する。携帯を紛失した際、電源がまだ入っている状態であればどこのあたりに落としたのか/どのあたりにあるのかをGPSで場所が絞れる。My Docomoに登録済みの端末のみ検索可能で、利用料は1回315円
photophotophoto A2DPやHFP、HSP、DUNをサポートするBluetooth機能は健在。新たに「SPP」(シリアルポートプロファイル)もサポートする。SPPはBluetooth通信で遊べるアプリ「ぷよぷよ〜ん」で活用する。なお、P902iSのようなBluetoothレシーバーが付属する「Music Edition」は用意されないようだ
photophotophoto 背面ディスプレイ(プライベートウィンドウ)の設定項目。省電力モードをオフにすることで時計を表示させっぱなしにもできる
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