電子情報技術産業協会(JEITA)は、2007年2月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の出荷台数は510万2000台で、前年同月比101.6%となった。JEITAによれば500万台を超えたのは、2006年3月以来で11カ月ぶりだという。
携帯電話の出荷台数は、前年同月比101.3%の493万1000台。中でも3G端末は、ワンセグやフルブラウザへの対応が進むとともに、デザイン性に優れた端末が多数出そろったことから、前年同月比114.4%となる488万9000台が出荷された。一方、新モデルが投入されなくなって久しい2G端末は4万1000台にとどまり、5カ月連続で10万台を下回った。
PHSの出荷台数は、前年同期比109.1%の17万2000台で、半年ぶりにプラスに転じた。
春モデルの出荷開始で3Gが好調──JEITA 1月携帯出荷
秋冬モデルの投入が落ち着き、400万台を下回る──JEITA 12月携帯出荷
11月の携帯出荷、450万台を超える──JEITA
2G端末、PHSの出荷台数が10万割れ──JEITA 10月携帯出荷Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.