シャープがau向けに端末供給を始めてから3モデル。折りたたみ型の「W41SH」、サイクロイド型のアクオスケータイ「W51SH」に続いて登場するのが回転2軸型のワンセグ端末「W52SH」だ。
独自のサイクロイド機構を採用し、AQUOSのブランドを冠していたW51SHと比べるとラインアップの中で際立って目立つモデルではないものの、「SH903i」などのドコモ向けシャープ端末に似た雰囲気を持つスタイリッシュなモデルに仕上がっている。
メインディスプレイは2.8インチのワイドQVGA表示に対応したモバイルASV液晶。SVエンジン、6色カラーフィルタ、色飛び抑制機能など、シャープ製端末ではおなじみの高画質化機能を盛り込む。明るさセンサーを搭載し、周囲の明るさに合わせて画面の輝度を調整するほか、のぞき込みを防止する「プライベートフィルタ」も備える。ヒンジを回してディスプレイを表向きにすると、ワンセグやカメラが自動起動する機能も用意した。
特筆すべきは、比較的スリムな厚さ17.6ミリのボディに、ワンセグやFeliCaなど、多くのユーザーが“ほしい”と思う機能を標準で搭載した点だ。ワンセグは内蔵メモリとmicroSDの両方に録画でき、EPGを利用した録画予約が可能なほか、スケジュールやショートカットから日時を指定して録画予約/視聴予約を行う機能もある。また、シャープ製端末独自のタスク切り替え機能「Task bar」も引き続き搭載しており、ワンセグ視聴中や録画中に、機能を切り替えて通話やメールの返信・閲覧などができる。
主な機能としては、LISMOビデオクリップやEZナビウォーク、EZニュースフラッシュ、EZケータイアレンジ、PCサイトビューアー、EZ FeliCa、デコレーションメールなどに対応。新機能の災害時ナビやタッチメッセージもサポートする。
機種名 | W52SH |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 49×108×17.6(最厚部21.5)ミリ |
重さ | 約127グラム(暫定) |
連続通話時間 | 約270分(暫定) |
連続待受時間 | 約270時間(暫定) |
カメラ | AF付き有効203万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(別売り) |
メインディスプレイ | 2.8インチワイド(240×400ピクセル)モバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | 0.7インチ(72×26ピクセル)STN液晶(1色) |
ボディカラー | グレシャスブラック、ロージーレッド、インテリジェントホワイト |
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