NECは、7月4日に発表したばかりの極薄端末「N704iμ」と、5月に発表した「N904i」の2つの夏モデルを軸にワイヤレスジャパン2007へブースを出展。ブースは赤を基調にしたポップなイメージのデザインで、“N”ケータイの変革を強調した。
タッチ&トライコーナーにはN904iや「N703iD」「N703iμ」などの現行機種を用意し、端末からアンケートを答えられるようになっていた。またアンケートに答えた来場者には、NECグッズが入ったカプセルベンダーのチャレンジと、アイスコーヒーのサービスを用意。アイスコーヒーは東京日本橋にある、NECギャラリー併設のイタリアンカフェ「espressamente illy」(エスプレッサメンテ・イリー)から取り寄せたものだった。
「N702iD」から始まった端末デザインの変化を展示するほか、端末の構成をシンプルにし革や和紙、フェルト地で基幹部品をくるんだ端末や、より高速になる通信速度を活用するため動画撮影機能を強化した端末、ワイヤレスの小型カメラと音声認識機能を備えた子ども向け端末など、初公開を含むコンセプトモデル5点を展示。NECが考えるコミュニケーションツールのありかたを訴えていた。
そのほか、N703iDやN703iμに搭載されているNECエレクトロニクス製チップセット「M1」と後継モデル「M2」、関連する開発ソリューションの紹介や、NECマグナスコミュニケーションズが開発したモバイル端末向けポインティング・ソリューションの展示も行われた。
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