よく利用するケータイ検索サイト、トップは

» 2007年09月21日 01時22分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は9月20日、「携帯電話の検索サイトに関する利用動向調査」の結果を発表した。同調査はstratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、ファインシードが運営する「エムペ!」など、合計17社、18モバイルサイトの協力を受け、2007年9月7日から同10日まで実施したもので、有効回答数は4336人。

 同調査によれば、携帯電話の検索サイトを利用する頻度は、「毎日」が30.7%で最も多く、これに「3日に1回」が25.3%、「週1回」が20.7%で続いた。年代別では、「毎日」と答えた回答者が年代を追うごとに少なくなり、若年層の利用頻度が高い傾向がうかがえる。

 携帯電話の検索サイトを利用するのは、「自宅にいるとき」が52.4%で最多、次いで「待ち合わせなどの時間つぶしに」が12.2%、「電車などの移動中」が9.0%となった。

 検索したことが「よくある」内容は、「テレビ番組に出ている単語や人名が気になっての検索」が21%、「雑誌や新聞に出ている単語や人名が気になっての検索」が15.4%、「友達・家族と話していた内容で単語や人名などが気になっての検索」が25.7%、「掲示板サイト・SNSサイト等の携帯サイトで遊んでいるときに出てきた単語や人名などが気になっての検索」が18.3%、「自分自身でふと気になった単語や人名の検索」が42.7%など。ふと気になった単語や人名を検索したことのある人は、検索経験のある回答者の約9割という結果になった。

 直近で検索した内容は、男性では「音楽情報(楽曲など)」が38.2%と最も多く、「交通情報」が35.6%、「アーティスト名」が34.6%でこれに続いた。女性では、「音楽情報(楽曲など)」が48.5%、「アーティスト名」が37.3%、「テレビ番組情報」が36.5%。男性では30代前半以外の年代で「音楽情報(楽曲など)」が上位となっており、年代を追うごとに「交通情報」の割合が高くなった。また女性では、全ての年代において「音楽情報(楽曲など)」が1位となり、男性と同様、年代を追うごとに「交通情報」の割合が高い結果となっている。

 検索方法は、「単数ワードで検索」する割合が38.5%で最多。「単数ワードで検索後、複数ワードで検索」が36.5%で第2位となり、携帯電話の検索サイトでは、複数のワードよりも単数のワードで検索する傾向が見られる。検索サイトで必要な情報を見つけるのに、1サイトあたり最大何ページまで確認するかを調査したところ、全体では「2〜3ページ」が45.1%と最も多く、次いで「6ページ以上」が25.1%、「4〜5ページ」が22.2%という結果が得られた。年代別に見ると、10代では「6ページ以上」が最も多く、20代以上からは「2〜3ページ」が多かった。年代を追うごとに「2〜3ページ」という回答率は高くなり、「1ページ」と答えた回答者は全ての年代で最も少なかった。

 検索サイトで、必要な情報を見つけるのに最大何サイトまで利用するかについては、全体では「2サイト」が30.8%と最も多く、「3サイト」が29.4%、「5サイト以上」が19.4%でこれに続いた。「1サイトで見つからなかった場合はそれ以上検索しない」という人は15.3%。大多数が、情報を見つけるまでに複数の検索サイトを利用する傾向にあるようだ。

 利用している検索サイトは、「Yahoo!モバイル」が64.9%で最も多く、以下は「Google」が50.6%、「YiCHA」が11.3%と続いている。

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