NEC、ドコモに「ホームU」のサービス基盤を提供

» 2008年06月16日 23時53分 公開
[ITmedia]

 NECは6月16日、NTTドコモが6月19日にサービスを開始する「ホームU」を実現するIMS基盤を提供したことを発表した。

 ホームUは、サービスに対応した無線LANとFOMAのデュアル端末「N906iL onefone」を、家庭内のホームU対応ホームアンテナから無線LANでブロードバンド環境に接続することで、N906iL onefoneからインターネットやiモードなどを送受信時最大54Mbpsの高速パケット通信で利用できるサービス。このホームUを実現するIMS基盤は、NECが納入するCSCF(Call Session Control Function)/PDG(Packet Data Gateway)装置で実現される。

 NECのIMS基盤は、3GPP/3GPP2で標準化されている技術を利用し、IPおよびSIP技術をベースに、携帯電話ネットワーク上で新しいマルチメディアサービスを実現できるという。

 なお今回同社は、ホームUを現するサービス基盤、ホームUに対応した新端末N906iL onefoneと家庭向けブロードバンドルータ「Aterm」シリーズを使用してブロードバンドモバイルオフィスを実現する「UNIVERGE “FOMA”連携ソリューション」も提供している。

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