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» 2008年11月20日 22時57分 公開

優木まおみとザ・たっちが「Touch!」をアピール――「Touch!Windows Mobile」キャンペーンがスタート (1/2)

マイクロソフトがスマートフォンの普及促進を目的とした「Touch!Windows Mobile」キャンペーンを開始。オープニングイベントには同社Windows Mobile事業のキーマンと、“タッチ”つながりの「スマートフォン使い隊」が登場した。

[平賀洋一,ITmedia]
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 マイクロソフトは11月20日、2008年秋冬モデルとして各キャリアからWindows Mobile搭載スマートフォンが登場したことを受け、同日から順次開始する「Touch!Windows Mobile」キャンペーンの概要を発表した。

 キャンペーンでは、Windows Mobile端末の良さを体験してもらうべく、都内で開催しているイベント会場にWindowsケータイのタッチ&トライコーナーを設置。六本木ヒルズ森タワー52階にある展望室「TOKYO CITY VIEW」(東京シティビュー)で22日から行われる「天空のクリスマス〜スカイ・イルミネーション2008〜」や、東京ミッドタウン キャノピー・スクエアで開催中の日仏交流150周年記念イベント「フェスティバル・フランス・グラムール」にも体験ブースをオープンする。

 そのほか、HMV新宿SOUTH店/渋谷店/銀座居インズ店では、HTC製の「Touch Diamond」でフランスの最新音楽を視聴できる「French Touch HMV×Windows Mobile〜Listen an Touch Windows Mobile〜」を開催。さらに、期間中にWindows Mobile端末を購入した人向けのプレゼントキャンペーンも実施する。

追い風に乗るWindows Mobile端末

photophoto マイクロソフト執行役常務コンシューマー&オンライン事業部 コンシューマー&オンライン マーケティング 統括本部長の笹本裕氏(写真=左)、HTC Nippon代表取締役社長のデビット・コウ氏(写真=右)

 キャンペーンのオープニングイベントに登壇した、マイクロソフト執行役常務コンシューマー&オンライン事業部 コンシューマー&オンライン マーケティング 統括本部長の笹本裕氏は、「2008年は、2005年10月にウィルコムからシャープの『W-ZERO3』が登場して3周年となる年。現在では、日本のすべてのキャリアからWindows Mobile端末が販売され、メーカーもシャープだけでなく、HTC、東芝、富士通と4つに増え、対応アプリも300以上と充実した。この3年間でスマートフォンを巡る環境は大きく変わっており、マイクロソフトとしては新たな取り組みを行っていきたい」とあいさつした。

 2008年の秋冬モデルでは、ウィルコムから「WILLCOM 03」の新色ブラックトーンが発売されたほか、イー・モバイルから「Touch Diamond」(S21HT)、ソフトバンクモバイルから「Touch Diamond X04HT」「Touch Pro X05HT」、NTTドコモから「HT-01A」「HT-02A」が発表された。また来春には、KDDIが法人向けに「E03HT」を販売する予定だ。

 「今、スマートフォンを巡る環境が非常に熱くなっている。まず回線の速度が上がっており、スマートフォンでも快適に通信が行えるようになった。次にCPUなど端末の性能が上がっており、サービスも携帯電話向けのクローズなどものからオープンなモバイルインターネットへの接続が増えた。通信料金も定額制が定着し、まさにスマートフォンに取っては追い風の状態だ」(笹本氏)

 スマートフォンの普及で拡大するのが、ユーザーやパートナー(開発メーカーと採用キャリア)のニーズだ。笹本氏は、「ユーザーにとってはネットを介したさまざまなデータのやり取りが増えるため、セキュリティ面が今まで以上に重要になってくる。またパートナーにとっては、Windows Mobileを使った製品や対応アプリ、対応サービスなどエコシステムの充実が求められる。我々はこの2つに力を入れて、ユーザーとパートナーのニーズに応えていきたい」と話した。

 イベントには、Windows Mobileパートナーの代表としてHTC Nippon代表取締役社長のデビット・コウ氏も出席。マイクロソフトとは10年以上にわたるパートナーシップを築いていることを強調し、「我々は、Windows CEのころから過去11年間、数々の新機能をマイクロソフトのプラットフォームを使って実現してきた。新しいWindows Mobileが登場するたびに、対応する製品を最初にリリースし、マイクロソフトとの協力によりWiMAX対応のスマートフォンを発表するなど、最先端の技術を提供している」と、その強い結びつきをアピールした。

 HTCは日本においてこの2年、ドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル向けに15機種をリリース。最新の「Touch Diamond」「Touch Pro」では、同じハードウェアを違ったキャリアに供給することでユーザーがニーズに合わせてキャリアを選ぶこともできるようになった。

 「マイクロソフトと各キャリアのご協力のもと、HTCは日本で成功を収めることができた。我々のイノべーションを通じて、多くのユーザーに利益を提供できたと考えている。今後も、グローバルな製品を数多く日本で成功させたい」(コウ氏)

photophotophoto 各キャリアから寄せられたコメントも紹介された

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1500万人にアプローチするMSの新キャンペーン

photo マイクロソフト コンシューマー&オンライン マーケティング 統括本部 モバイルコミュニケーション本部本部長の越川慎司氏

 続いて、マイクロソフト コンシューマー&オンライン マーケティング 統括本部 モバイルコミュニケーション本部本部長の越川慎司氏が、Windows Mobileの普及を目指す新たな施策について説明した。

 越川氏はWindows Mobileのさらなる普及には3つの柱が重要だと述べ、「1つ目は、HTC製品のような革新的なハードウェアの充実、2つ目はWindows Mobileの価値を法人だけでなくコンシューマー向けにも広めたい。そして3つ目が、これまでにないユーザー体験の創出だ」と、取り組のポイントを挙げた。

 ハードウェアについては、先述のようにTouch DiamondとTouch Proが複数のキャリアから発売される。また、ウィルコムのWILLCOM 03には新色が追加された。コンシューマーへの価値訴求は、都内各所にタッチ&トライコーナーを設置するほか、対応アプリも100タイトル以上の追加を目指す。特に、六本木ヒルズで行う“天空のクリスマス〜スカイ・イルミネーション2008〜”での展示端末には、会場のイルミネーションと連動するスペシャルコンテンツをインストールしたWindowsケータイを用意。オリジナルのアバターを作成でき、さらにタッチ操作でクリスマスにふさわしいイルミネーションを楽しめるという。

 また新しいユーザー体験の創出を目指して行うのが、マイクロソフトのオンラインサービスであるWindows LiveフォトギャラリーとSkyDrive(Webストレージ)を活用する「フォトシェアリング」の提供だ。年末をめどに、Touch Diamond向けにリリースするソフトで、オンライン上の写真や動画をスマートフォンから簡単に管理・共有できるという。また、ソフトや対応ソリューションの開発者に対するサポートを一層手厚くするため、Windows Mobileの開発者向けコミュニティを発足させることも明らかにした。

 「昨年も同様のキャンペーンを行い、1000万人にリーチした。今年はさらに500万人、合計1500万人のWindows Mobileに興味を持っている潜在顧客にアプローチしたい。目指すは、我々だけでなくスマートフォン全体の市場拡大だ」(越川氏)

 「我々はこの春、米国にあったWindows Mobileの開発部隊の多くを調布技術センターへ移した。『フォトシェアリング』も、この移転による成果の1つだ。日本の各キャリア向けローカライズも調布を拠点に行うことになるが、我々とメーカー、キャリアによる作業分担もより一層効率的になるだろう」(越川氏)

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