レビュー
» 2009年01月23日 23時15分 UPDATE

「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」ロードテスト:第3回 タッチパネルをロックせずに“誤操作防止”できる? (1/2)

「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」はタッチパネルを使って快適に操作できるが、ディスプレイが常に表を向くので、誤操作する恐れもある。今回は、効率よくタッチパネルの誤操作を防ぐ方法を考えた。

[田中聡,ITmedia]

 「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」は筆者にとって初のタッチパネル対応ケータイとなるが、使い始めるにあたって悩んだのが「どうやって誤操作を防止するか」だ。そこで今回は、手間をかけずにタッチパネルの誤操作を防ぐ方法を調べた。

photophoto シャープ製の「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」。本体カラーはシルバー、レッド、ピンクゴールド、ブラックの4色

タッチパネルは3つの方法でロックできる

 931SHは本体を閉じた状態でもディスプレイが表を向くスライド端末なので、なんらか対策しないと、ポケットやカバンの中で不用意に画面に触れて誤操作してしまう恐れがある。

 したがって、本体を閉じたときにタッチパネルが反応しないよう設定する必要がある。931SHには、このタッチパネルの誤操作防止設定がいくつか用意されている。「タッチパネル設定」の「誤動作防止」では、以下の3つの方法でロックできる。

  1. ディスプレイが消灯した時点でロックがかかる
  2. サイドキーでディスプレイを消灯させた場合にのみロックがかかる
  3. スライドを閉じるとロックがかかる
photophotophoto メインメニュー→「設定」→「本体」タブ→「タッチパネル設定」→「誤動作防止」から設定。「標準」が上記の1、「サイドキー操作時のみ」が2、「スライド閉でもロック」が3にあたる

 1の場合、サイドキーを押すか画面が消灯するとロックがかかり、2の場合はサイドキーを押したときのみロックがかかる。そして3の場合は、本体を閉じた時点でロックされるので、“ロック操作”を意識することなく利用できる。

 ロックの解除は、サイドキーを2回押すか、サイドキーなどを1回押した後に画面を点灯させてディスプレイ下部をドラッグすればよい。または、本体を開いてもロックは解除される。1〜3いずれの方法でロックした場合でも、これらの解除方法は同じだ。

画面下部を指でなぞるか、サイドキーを2回押すとロック解除する

(ムービーはこちらからでも参照できます)

 筆者は当初、3の「本体を閉じてロックする方法」で設定していたが、1つ問題が発生した。閉じた状態で電話が着信またはメールを受信すると、いったんロックを解除するか本体を開かないと、電話の応答やメールの閲覧ができないのだ。また、S!情報チャンネルやお天気アイコンの新着情報が通知されたときも、ロックを解除しないと確認できない。「そんなの当たり前」と言われそうだが、横着者の筆者は、ロックを解除するワンアクションでさえ面倒に感じてしまう。

photophoto 閉じたまま画面をタッチして新着メールの確認や電話の応答ができる

 利便性を損なうのでロックはしたくない。でも誤操作は防止したい――こんなわがままな(矛盾した?)思いを満たしてくれる設定はないものかと931SHをいろいろいじっていたら、「これは使えるかも」という設定を発見した。それは、「ディスプレイ設定」から呼び出せる「クローズ後点灯時間」設定だ。

「ディスプレイが消灯」=「ロック」になる?

 クローズ後点灯時間設定を利用すると、本体を閉じたときに、設定した時間がたつと画面のバックライトが消灯する。「すぐに消す」を設定すると、本体を閉じた直後にバックライトが消える。「バックライトが消える」=「タッチパネルの操作を受け付けない」ということなので、タッチパネルが“疑似ロック”されるわけだ。

photophotophoto メインメニュー→「設定」→「本体」タブ→「ディスプレイ設定」→「クローズ後点灯時間設定」から設定する。「すぐに消す」のほか、「3秒」「5秒」「10秒」「通常設定に従う」も選べる

 実際にロックされているわけではないので、本体を閉じた状態でも、サイドキーを押して画面を点灯させるとタッチパネルが有効になる(もちろん開いても画面は点灯する)。同様に、閉じた状態で着信しても、ワンタッチで電話の応答や新着メールの確認ができる。さらに、閉じるだけで消灯するのでバックライト点灯時間の短縮にもなり、節電できて一石二鳥だ。

 筆者は普段931SHをズボンのポケットに入れているが、今のところポケットに入れた状態で間違えてサイドキーを押してしまったことはない。このクローズ後点灯時間の設定でしっかり誤操作を防げているといえる。ちなみに、先に紹介したタッチパネルの誤操作防止設定は、サイドキー操作でロックするよう設定している(ほかの設定だと本体を閉じた時点でロックされるため)。

 これで誤操作問題が解消されたかと思いきや、また新たな問題が浮上した。それは、「片手で本体を閉じられない」ことだ。スライド端末を使っている人は、本体を片手で閉じるときにどこに指をかけているだろうか。筆者の場合、ディスプレイの下部に親指を軽く押しあてるように閉じている。

 筆者が931SH以前に使っていた「FULLFACE 2 921SH」はタッチパネル対応ではないので、ディスプレイ下部を触って閉じても問題なかったが、931SHはタッチパネル対応。画面に触れると誤操作してしまう。931SHの画面下部には7つの機能アイコンが並んでいるので、画面の下部を触ると、ほぼ確実に何かしらのアイコンに触れてしまうのだ。誤ってメインメニューやYahoo!ケータイトップにアクセスしたことが何度かあった。

photo メインメニュー、メールメニュー、Yahoo!ケータイメニュー、ショートカット、アドレス帳などを呼び出せるアイコンが待受画面の下部に並んでいる

 もう片方の手で閉じれば済むだけのことだが、QWERTYキーを搭載した大きなスマートフォンでもない限り、ケータイは片手で開閉したいもの。また、サイドキーを押せば画面が消灯してロックされるので誤操作を防げるが、やはり基本的にロックはかけたくない。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.