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» 2012年08月28日 19時30分 UPDATE

ドコモ タブレット:“かなり”軽いぞ、カーボンファイバーボディ──写真で解説する「MEDIAS TAB UL N-08D」 (1/2)

「コミック1冊分の軽さ」。“ちょうどよい”サイズを訴求するタブレット「MEDIAS TAB UL」が登場。7型サイズのタブレットながら、従来モデルより約100グラムも軽い「249グラム」のボディを実現する。

[岩城俊介,ITmedia]

7型サイズなのに想像以上に軽い──カーボンファイバーボディで「249グラム」

photo ドコモタブレット「MEDIAS TAB UL N-08D」。ドコモの秋モデルとして最も早めとする、2012年9月〜10月発売予定

 「タブレット? 大きく扱いやすそうなのはいいけど、ちょっと重いんですよね。もっと軽ければより気軽に持ち出せるのに」──そんなニーズを満たす、一般層/女性層に向けたAndroidタブレットがNTTドコモより登場。それがNEC製の「MEDIAS TAB UL N-08D」だ。

 例えると「コミック1冊分ほどの軽さ」。MEDIAS TAB ULは、同じ7型サイズで機能てんこ盛りの“ほぼ全部入り”ハイスペックタブレット「MEDIAS TAB N-06D」のバリエーションモデルとして、より軽く、薄くを追求した仕様で展開する。


photo 本体サイズは114(幅)×199(高さ)×7.9(厚さ)ミリ、重量は約249グラム。従来モデルのMEDIAS TAB N-06Dより約101グラム、同日発表のGALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eより約96グラム軽量だ

 MEDIAS TAB ULは、MEDIAS TAB N-06Dに備わる、防水性能、おサイフケータイ(FeliCa)、NOTTV受信機能を省略。代わりに約249グラム/厚さ7.9ミリ(N-06Dの約350グラム/9.9ミリより、約101グラム軽量/約2ミリ薄型)の7型クラスのタブレットとして世界最軽量のボディを、カーボンファイバー素材を用いた裏面パネル(など)により実現した。

 カラーバリエーションはシルキーホワイトの1色のみ。薄型のすっきりしたデザインであり、カーボンファイバーのパネルも同色に塗装されるため、見た目だけで素材のすごさはまったく伝わらないのだが……手にすると、なるほど確かに軽い。まるで、5型クラスのスマートデバイス(GALAXY Noteなど)を持った感覚だ。本機のカーボンファイバーパネルは東レの技術を活用し、同社協力のもとNECとドコモが1年間かけて共同開発したものという。

 ディスプレイは1280×800ドット表示で7型ワイドの液晶パネルを、画面前面に耐傷性/耐擦傷性の高い強化ガラス「Corning Gorilla Glass」を採用する。また、上部に通話用スピーカー、マイク、200万画素インカメラ、照度センサーを備え、7型タブレットながら耳に当てて会話する「普通の音声通話」も行える。


photo 裏面パネルは、強固+軽量に寄与するカーボンファイバー素材を採用する。そういえば、NECの超軽量Ultrabook「LaVie Z」に採用する新素材“マグネシウムリチウム合金”がスマートフォン・タブレットに採用される日も来るのだろうか

 裏面には810万画素のアウトカメラ、LEDライト、内蔵スピーカー(モノラル)、もう1つのマイクを実装。上部のアウトカメラ部が微妙に膨らんでいるが、基本はほぼフラットな厚さ7.9ミリの薄型ボディも好印象だ。(カーボンファイバーパネルは電波を通しにくい素材のため)アンテナ類は上部と下部の樹脂素材部にある。無線LAN/GPS系を上部に、Xi/FOMA通信系を下部に実装するという。

 上下側面のインタフェース類は、薄型軽量化のためか昨今のスマートデバイスとしては若干省かれている構成だ。上面に電源、ボリューム、ヘッドフォン/マイク入出力(3.5ミリステレオミニサイズ)、左側面にSIMカードスロット(Micro SIM)、卓上ホルダー用充電接点、ストラップホール、右側面に充電端子も兼ねるMicro USB端子、microSDカードスロット、ワンセグ用ロッドアンテナが備わる。外部映像出力のためのMHL対応Micro USB端子やMicro HDMI端子は搭載せず、USBホスト機能も実装されないが、基本コンセプトや想定ユーザーを考えると相応といったところか。


photophoto 本体上面(写真=左)、底面(写真=右)
photophoto 本体左側面(写真=左)、右側面(写真=右)
photo OSはAndroid 4.0.4を採用する

 主な仕様は、OSにAndroid 4.0(4.1へのアップグレードも「ドコモとして基本的には積極対応する。提供できる時期がきたら告知する」という)、プロセッサにデュアルコアのMSM8960(1.5GHz)、16Gバイトの内蔵ストレージ(+最大32GバイトまでのmicroSDHC)、1Gバイトのメインメモリ、3.7ボルト/3100mAhのバッテリーを搭載する。

 通信機能は、下り最大75MbpsのXi(および下り最大14MbpsのFOMA)、IEEE802.11n対応無線LAN(2.4GHz帯シングルバンド)、Bluetooth 4.0に対応する。Xi/FOMAのデータ通信を他の無線LAN機器で共有できるテザリング(最大10台)をサポートする。

 スマホより大きいことで、より大容量傾向のバッテリーを実装するメリットのほか、タブレットながら5ボルトUSB充電にも対応するのも利便性が高い。Micro USB接続にて充電できるほか、ドコモ標準オプションの卓上ホルダ(N41/実売3000円ほどと想定)とACアダプタN04を組み合わせると、1A程度の高出力仕様での急速充電が行えるという。

photophoto 横位置で立てられる卓上ホルダーも用意する。ただ、本機は防水仕様ではないため、残念ながら別売りオプションだ
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