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» 2013年10月04日 16時42分 UPDATE

なんとなく、“クリスタル”:写真で解説する「ARROWS Z FJL22」

富士通製の「ARROWS Z FJL22」は、透明感のあるクリスタルデザインが特徴のauスマートフォン。10分で1日使える急速充電にも対応し、LTEとWi-Fiの同時接続も可能にした。

[村上万純,ITmedia]

 KDDIの2013年冬モデルとして登場したのが富士通モバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「ARROWS Z FJL22」だ。透明感のあるクリスタルデザインのボディと、10分の充電で1日使える急速充電が特徴。富士通ならではの指紋センサーは丸型デザインになり、使いやすさが向上した。11月下旬の発売を予定している。

photo 「ARROWS Z FJL22」。カラーは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色
photophoto 端末正面。下部にはauロゴがある(写真=左)。背面には丸型の指紋センサーを搭載した(写真=右)

 本体サイズは約71(幅)×140(高さ)×10.1(厚さ)ミリ。5インチの大画面なので、やや大柄な印象だが、持ちやすいラウンドフォルムを採用している。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ピンクの3色を用意した。説明員は「女性を意識して、ピンクのカラーや、ラグジュアリーなデザインが特徴の専用アクセサリー(別売り)などを用意した」と説明する。

photo 別売りの専用アクセサリーは、ラグジュアリーなデザイン

 プロモーションカラーであるホワイトで特に際立つのが、シンプルで透明感のあるクリスタルデザイン。説明員が「au版の特徴であり、技術的に最も苦労した」と語るのが、2層構造になっている背面の質感だ。「少しでも違う色が混じると透明感を保つことができない」(説明員)という。

 指紋センサーを丸型にした理由については「全体のデザインとの統一感を考えて、丸型にした。従来はボタンの色が黒1色だったが、今回は端末のカラーに合わせている」という。イヤフォンジャックとMicro USB端子はとも防水仕様でキャップレスになっている。

photophoto 端末上部には防水仕様でキャップレスのイヤフォンジャックを備えた(写真=左)。端末底部のMicro USB端子も防水仕様だ(写真=右)
photo 右側面は卓上ホルダとの接続面
photo 左側面にあるアルミニウム素材のサイドキーが上質さを演出する

 ハードウェア構成では、1080×1920ピクセルの5インチフルHDのRAM搭載TFT液晶を採用し、静止画表示の消費電力を抑えた。メインカメラには、有効約1310万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS mobile」を搭載。プロセッサーは2.2GHzクアッドコアのSnapdragon 800 「MSM8974」だ。システムメモリ領域として使うRAM容量は2Gバイト、ストレージとして使うROM容量は32Gバイト。バッテリー容量は2600mAhで、省電力機能とあわせて2日以上の駆動に耐える。

 また、10分の充電で1日使える「超急速充電」に対応し、「朝出かける前のちょっとした時間の充電で、1日出かけても大丈夫」(説明員)という。急速充電には、同梱の卓上ホルダと専用ACアダプターが必要だ。卓上ホルダは、スマホケースを装着したままでも充電が可能。卓上ホルダに端末を装着すると、横画面の「シアターモード」に切り替わり、「テレビ」「ギャラリー」「YouTube」などのアイコンが表示される。フルセグ受信も可能だが、番組録画はできず、視聴には同梱のケーブルを使用する。

photophoto 丸みを帯びた卓上ホルダはホワイト1色のみ(写真=左)。高精細な画質を楽しめる(写真=右)

 快適なデータ通信を助けるFJL22独自の機能が、3G/LTEとWi-Fiを同時に接続する「マルチコネクション」だ。両方の回線を同時に使用することで、サイズの大きいデータをより短時間でダウンロードでき、結果としてバッテリー消費も抑えられるという。3G/LTEに接続したままWi-Fiに追加接続することで、通信が切り替わる際に生じていたエラーも起こりにくくなった。この機能は通知バーの「最適通信設定」からオン/オフの設定ができるが、担当者は「パケット通信料を考慮してオン/オフ設定を付けたが、ほとんどのユーザーは常時オン状態で問題ない。今は標準ブラウザのみの対応だが、今後はYoutubeなどにも対応させたい」と意欲的だ。

 ユーザーインタフェース(UI)の面では、統一感を重視し、キーボードや電卓、通知バーなど各種機能で配色や余白、見た目の均質化を図った。指定した人物からの着信やメール受信をバッテリーアイコンの変化でさりげなく通知する「プライバシーモード」やのぞき見防止の「プライバシービュー」など、セキュリティも安心だ。

photophoto 基本ツール(写真=左)やエンターテインメント系アプリ一覧(写真=右)

 そのほか、防水(IPX5/IPX8)やおサイフケータイ(FeliCa/NFC)、テザリング、赤外線通信など機能面も充実している。

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