「Huawei Mate S」の日本向けモデルは“Force Touchなし” CEATECで先行展示CEATEC 2015(1/2 ページ)

» 2015年10月07日 21時25分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 ファーウェイ・ジャパンは10月7日、同日開幕した「CEATEC JAPAN 2015」(千葉県・幕張メッセ)の同社ブースで国内未発表の「Huawei Mate S」「Huawei honor7」「Huawei G8」を展示した。

photo CEATEC 2015のファーウェイブース

 Mate Sは9月2日(ドイツ時間)に発表されたフラッグシップモデル。最薄部が2.65ミリとスリムなフルメタルボディに、5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載した。1300万画素のメインカメラは光学式手ブレ補正と自然な色合いで撮影できるデュアルトーンフラッシュを備え、800万画素のインカメラには自然な自撮り撮影ができるソフトライト機能を設けた。

photophoto 「Huawei Mate S」
photo 左側面
photo 右側面
photo 底面
photo 上面

 プロセッサはHisilicon製「Kirin 935」(8コア、2.2GHz+1.5GHz、64ビット)、OSはAndroid 5.1、バッテリー容量は2700mAh。メインメモリは3Gバイトで、ストレージ容量は市場ごとに32G/64G/128Gバイトの3モデルがある。また限定販売の「Force Touch」バージョンはディスプレイに感圧タッチセンサーを採用し、画面をタップする強さに合わせた操作が可能だ。

 説明員によると、Mate Sは日本でも発売予定だが、「Force Touch」バージョンの販売は「現時点で予定していない」とのこと。販売形式は現行モデルの「Mate 7」(発表時はAsced Mate 7)と同じく、SIMロックフリー端末として直販サイトの「Vモール」楽天市場店やMVNO各社から登場すると思われる。カラーや発売時期や価格帯については未定だという。

photo 拳でタッチパネル操作ができる「Knuckle Sense(ナックルセンス)」
photo ジェスチャーで設定したアプリを起動できるなど、“拳でスマホと語りあえる”機能といえる

 Mate Sの展示機には日本語環境が入っており、実際に手にしてそのサイズ感や使い勝手を試すことができる。残念ながら「Force Touch」は使えないが、指先ではなく指の関節部分でタッチ操作やジェスチャー操作ができる「Knuckle Sense(ナックルセンス)」や、ページやメニューのスクロール操作にも対応した背面の指紋センサーなど、気が利いたユーザーインタフェース(UI)を試用できた。

photo 「iPhone 6 Plus」と「Mate S」
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