5月19日、サムスン電子のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S7 edge」が日本で発売された。筆者も発売当日にNTTドコモの「Galaxy S7 edge SC-02H」を購入し、非常に満足して使っている。
ただ、気になるポイントがある。それは、S7 edgeの特徴でもある“エッジ”だ。S7 edgeは、画面だけでなく背面にも湾曲したガラスを採用している。耐傷性の高いガラスを採用しているとはいえ、何かの拍子に落として割れてしまうのではないかとどうしても不安になってしまうのだ。
そこで、Spigen(シュピゲン)が販売しているGalaxy S7 edge用スマホケースをいくつか試しに装着してみることにした。今回試すケースは、「タフ・アーマー」「ラギッド・アーマー」「リキッド・クリスタル」「ネオ・ハイブリッド クリスタル」「ウォレットS」の5種類。この中から、筆者はお気に入りを見つけることができるのだろうか……?
(記事中の価格は、5月23日現在の税込価格)
タフ・アーマー(Tough Armor)は、米軍の物資調達規格である「MIL-STD 810G-516.6(MIL規格)」に準拠した耐衝撃性能に優れたケースだ。プレミアム熱可塑性ポリウレタン(TPU)素材をを使ったケース本体と、背面のポリカーボネートパネルからなる二重構造を採用。ケースの内側に衝撃吸収パターン加工を施し、角の部分にエアクッションを設けることで、S7 edgeをより強固に保護する。
カラーはガンメタル、サテン・シルバー、シャンパン・ゴールド、ブラックの4色展開だが、今回はガンメタルのケースを、ホワイトのS7 edgeに装着した。
左右側面のキー部分にはボタンが設けられており、ケースを付けても操作に支障が出ないようになっている。ボタン部分が固すぎて押しづらいスマホケースもあるが、タフ・アーマーのボタンは非常に押しやすい固さとなっている。また、下部の端子部の切り抜きも絶妙な大きさで、少し大きめのコネクターを持つケーブル類も問題なくつなげる。「FINE-TUNED BUTTON & CUTOUTS(良く調整されたボタンと切り抜き)」と言うだけはある。
タフ・アーマーの背面には、キックスタンドが設けられている。画面を横にして、動画やテレビを見る時、あるいはBluetoothゲームパッドをつないでゲームを楽しむ際、大いに役立つはずだ。
「タフでカッコよくて、スマホスタンドとしてもつかるケースが欲しい!」という人におすすめのGalaxy S7 edge用タフ・アーマーは、Amazonストア、Yahoo!ストア、公式ストアで取り扱っている。参考価格は3990円で、Amazonストアでは3190円で販売している。
ラギッド・アーマー(Rugged Armor)は、柔軟性と頑丈さを兼ね備えるプレミアムTPU素材を採用する耐衝撃ケースだ。MIL規格に準拠した耐衝撃性能を有しており、衝撃吸収パターンやエアクッションでS7 edgeを保護する点はタフ・アーマーと同様だ。
二重構造になっていないこともあり、タフ・アーマーと比較するとスリムな印象を受ける。ケースの上下にはカーボンテクスチャーがあしらわれており、名前通りの「ラギッド(武骨)さ」を演出している。カラーはブラック1色だ。
「タフでスリムなケースが欲しい!」という人や「コストパフォーマンスに優れた耐衝撃ケースが欲しい!」という人におすすめのGalaxy S7 edge用ラギッド・アーマーはAmazonストア、Yahoo!ストア、公式ストアで取り扱っている。参考価格は2290円で、Amazonストアでは1830円で販売している。
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