試しに金のコイキングを進化させてみたところ、やはり赤のギャラドスとなった。貴重な色違いのポケモンを進化したら通常色になってしまったという悲劇は起こらないので、安心して進化させられる。
赤のギャラドスも金のコイキング同様、誤って博士に送ってしまわないよう配慮されている。
ポケモン図鑑での表示も同様、赤のギャラドスとして新たに追加される。
こうして金のコイキングと赤のギャラドス、みずタイプ祭りで最もレアと思われるポケモンたちをゲットできた(金のコイキングは進化したのでいなくなってしまったが)。
本家の携帯ゲーム機用ポケモンでは1999年発売の『ポケットモンスター金・銀』から色違いのポケモン(シャイニーポケモンとも言われる)が出現するようになった。ポケモンGOでもこれにならい、金・銀(ジョウト地方)のポケモンを追加したこのタイミングで、色違いの要素もひそかに導入したものと予想される。
というわけで、本家ポケモンでは以前から金のコイキングも赤のギャラドスも登場していたが、こうした色違いのポケモンが出現する確率は最新作の『ポケットモンスター サン・ムーン』で1/4096と言われており、非常に低い。知っていてもゲットするのは困難だ。そのため、わざわざ色違いのポケモンを厳選して育てることにこだわりを持つトレーナーも一部に存在する(色違いでも強さは通常のポケモンと変わらないのにだ)。
ポケモンGOでも金のコイキングが出現する確率はかなり低いが、ネット上の報告を見る限り、本家ポケモンほど低くはないようだ。今回編集部でもイベント開始から30匹程度のコイキングを捕まえただけで、金のコイキングに出会えた(運がよかったのかもしれないが)。
現状では金のコイキングと赤のギャラドス以外、ポケモンGOに色違いのポケモンは出現しないようだ。しかし、これから色違いのポケモンが続々と追加されるとしたら、既存のポケモンを捕まえる際の楽しさが大きく向上するだろう。実際、今回の隠し要素によって、散々捕まえて見飽きたコイキングを新鮮な気持ちで探し求めることができた。
今後より多くの色違いポケモンが現れるようになることを期待したい。
米Nianticは3月24日(現地時間)、ポケモンGOで通常と色が違う金のコイキングが見つかったと正式発表した。赤のギャラドスについては発表されていない(日本時間2017年3月25日12時現在)。
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