初心者向けにiPhoneのTipsを紹介する連載「iPhone Tips」。今回のテーマは「通話機能の小技」です。
iPhoneで普段何げなく使っている電話アプリ。発信/受信に隠れた小技がいくつかあるんです。今回はそんな通話にまつわる小技をご紹介します(iOS 10.3.2で検証)。
電話アプリを起動して、数字キーを押さずにすぐに発信ボタンを押すと、直近で発信した電話番号が自動で表示されます。特定の相手に電話をかけるときに便利です。
連絡先アプリから電話をかけたい相手を選択し、電話のアイコンを長押しします。すると、下に発信可能な通話アプリが表示されるので、あとはかけたいアプリを選択すれば、その通話アプリから電話をかけることができます。例えば「LINE Out」から発信することもできます。
通話アプリを開く手間が省けたり、かける相手によって数種類の通話アプリを選択し分ける手間が省けるので、覚えておくと便利です。
また、LINEやSkypeで通話をすると、その履歴がiPhoneの発着信履歴に反映され、ここからLINE、Skype経由で発信することもできます。直近に通話をした相手なら、電話アプリから1タップで発信できるので便利です。
電話に出られない場面で、着信のバイブや音が鳴り響いてしまうのは困りますよね。そんなとき、とっさに使える便利な技です。
電車の中や仕事中などで電話に出られないときに着信があったときには、着信中に画面下にある「メッセージ」をタップすると、短いメッセージの一覧が表示され、簡単に返信できます。
あらかじめ「設定」から、「電話」→「テキストメッセージで返信」でメッセージを編集しておけば好きな内容で文章を送ることもできます。
電話アプリの「履歴」で、着信拒否をしたい連絡先の横にあるアイコンをタップします。画面の一番下に「この発信者を着信拒否」と書かれた項目があるので、選択すれば設定完了です。
「設定」から、「電話」→「着信設定拒否と着信ID」を選択し、着信拒否したい電話番号を設定します。電話アプリの履歴から設定すると、誤操作で電話をかけてしまうミスがあるかもしれないので、こちらから設定を行った方が確実です。着信拒否を解除したい場合は、同じ項目から解除したい連絡先をスライドし、「着信拒否設定を解除」をタップすれば解除できます。
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