連載
» 2017年10月15日 10時00分 公開

光学2倍ズームのメインカメラを備えるグローバル機「902SH」(懐かしのケータイ)

2004年末にボーダフォン(現・ソフトバンク)から発売された「Vodafone 902SH」は、ヨーロッパと日本で同一仕様の端末をリリースする流れから生まれたハイエンド3Gケータイです。

[ITmedia]

 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)のシャープ製3Gケータイ「Vodafone 902SH」です。

「Vodafone 902SH」(閉じた正面)
「Vodafone 902SH」(開いた正面) 「Vodafone 902SH」

 902SHは、当時ボーダフォンが推し進めていた「Convergence(統一)」戦略のもと、親会社だった英Vodafoneがヨーロッパで発売する機種と共通仕様で投入されました。

 地域やメーカーを問わず、同じユーザーインタフェース(UI)で操作可能で、MMS(Eメール)やアプリのリッチ化やアプリの大容量化を実現し、3G時代の本格到来を予感させる機種の1つとなりました。当時としては多くの国・地域で国際ローミングできたことも、この仕様共通化の恩恵の1つです。

 その反面、「統一したUI」が従来の2G(PDC)端末とは大きく異なることから、多くのユーザーが操作に戸惑うという問題も発生しました(902SHから遅れて登場した「Vodafone 902T」は、その問題をある程度解消)。

「Vodafone 902SH」(閉じた背面)

 操作性の問題はさておき、902SHは当時としては考えられる最高のスペックを詰め込んだケータイでした。ディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)の2.4型モバイルASV液晶を備え、2軸回転ヒンジで画面を表にして閉じることもできます。

ヒンジをひねった様子

 アウトカメラには202万画素のCCDセンサーを採用し、光学2倍ズームにも対応していました。撮影した写真や動画はテレビに外部出力可能で、BluetoothでワイヤレスヘッドセットやPCに接続することもできました。

キー回り
左側面
右側面

「Vodafone 902SH」の主な仕様

  • 発売日:2004年12月29日(関東甲信地区)
  • キャリア:ボーダフォン
  • メーカー:シャープ
  • サイズ:約50(幅)×102(高さ)×26(奥行き)mm
  • 重量:約149g
  • メインディスプレイ:2.4型QVGA(240×320ピクセル)モバイルASV液晶/26万色
  • サブディスプレイ:0.62型モノクロ液晶
  • アウトカメラ:有効約202万画素CCD
  • インカメラ:有効約11万画素CMOS
  • ボディーカラー:ミラーホワイト、チタングレー、ウォームオレンジ

関連キーワード

Vodafone | シャープ | モバイルASV液晶


Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう