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» 2005年03月02日 22時52分 UPDATE

ユーリード、これ1本で“ほぼOK”の定番オーサリングソフト「DVD MovieWriter 4」発表

ユーリードシステムズは、「説明書なしでも操作に迷うことがない」をテーマにする定番の統合型DVDオーサリングソフトDVD MovieWriterの新バージョンを発表した。16:9変換対応、CMカットアルゴリズム強化、メディアぴったり記録機能、DVD-Audio生成機能などが搭載された。

[岩城俊介,ITmedia]

 ユーリードシステムズは3月2日、統合型DVDオーサリングソフトの最新バージョン「DVD MovieWriter 4」を発表、4月22日より発売する。

photo DVD MovieWriter 4

 価格は、通常パッケージ版が1万5540円(税込み)、同社ビデオ編集・DVDオーサリングソフトユーザー向けの優待アップグレード版が7329円、他社製ビデオ編集・DVDオーサリングソフトユーザー向けの乗り換え版が1万290円、アカデミック版が8190円、ESD版(Web直販)が9240円、ソフトウェアCDとオフィシャルガイドブック、チュートリアルDVDをセットにした入門セットが1万8690円(入門セットのみ5月20日発売)。

 DVD MovieWriterシリーズは従来より、使いやすさを追求し「説明書がなくても操作に迷うことがない」をテーマとしていたDVDオーサリングソフト。

 今回の新バージョンでは、よりユーザーフレンドリーな操作インタフェースとなる、ファイルをデスクトップ上のアイコンにドラッグ&ドロップするだけで直感的に操作できる「おまかせBOX」の搭載のほか、16:9のワイド画面でのオーサリングに対応、CM検出精度が向上した「CM自動検出機能」、1枚のDVDメディアにぴったり収まるようにするトランスコードを行う「高速シュリンク機能」などが搭載が主な特徴となる。

photo DVD MovieWriter 4の操作インタフェース。“やりたいこと別”に項目が並べられる

 おまかせBOXは、デスクトップ上に「再生」「ビデオ」「データ」「ミュージック」「コピー」と5種類のアイコンを表示し、これら“行いたいこと”を意味するアイコンにファイルをドラッグ&ドロップするだけで、DVD-Videoの作成、フォトムービーの作成・再生、音楽CDの作成、データディスクの作成といった作業が行える機能で、統合型DVDオーサリングソフトならではの直感的に操作できるインタフェースを備える。各アイコンはデフォルトの右端配置のほか、上下にあるいは各バラバラにといった配置カスタマイズも行える。

photo おまかせBOX

 ワイド画面搭載TVへの対応ニーズが多い、アスペクト比16:9にも対応する。4:3ソースの場合は元画像のアスペクト比は維持したまま変換でき、DVDメニュー画面生成時にも反映される。

 ムービー編集において利用頻度が高く、かつ面倒な作業としてCMカット編集がある。DVD MovieWriter 4では、録画データ内の本編とCMと切り分け、検出する精度を大幅に向上させるアルゴリズムを新たに搭載した。製品説明を行った同社台湾本社プロダクトマネジメント部のウェン・チェン氏によると、国内の番組を1か月・約300Gバイト分を分析し、番組におけるCMパターンを発見、約5か月かけそのアルゴリズムを構築したという。

photo 国内の番組を徹底的に解析し、CM検出機能を向上させたというCMカット機能。操作は「CM自動検出」ボタンを押すだけで、切り分けられたシーンが画面下部に表示される

 また、同カテゴリ内ソフトとして必須の機能となってきているムービーデータのトランスコード機能として「高速シュリンク機能」「DVDフィット機能」「2-Passエンコード機能」、音声データ用の「音声レベル均一化」機能なども備わった。

 DVDフィット機能は、使用するメディアの容量ぴったりに記録できるよう、ワンクリックで映像、音声のビットレートなどを自動的に調整する機能。高速シュリンク機能は付属ツール「Ulead Tweak and Fit 2.0」を用いることで、2層DVDに記録した映像をビットレート調整し、1層DVDに記録できるよう高速に再エンコードする。音声レベル均一化機能は、音声レベルの異なる複数のムービーデータを記録する場合に、音声レベルを均一に整えてくれる機能となる。

photo DVDメニュー生成もテンプレートより選ぶことで先生可能。16:9モードにした場合は、メニュー内画像枠も16:9のものになる

 ほか、CPRM対応DVDプレーヤーソフト「Ulead DVD Player 2.0」、データディスク作成・音楽CD作成ソフト「Ulead Burn.Now 2.0」、ディスクラベル作成ソフト「Ulead Label @Once」が付属する。Burn.Nowでは、サンプリングビット数24ビット/サンプリングレート192kHzで記録可能(CDは16ビット/44.1kHz)なDVD-Audio作成も行える。

 対応入力フォーマットは、DVD-Video、DVD+VR、DVD-VR、MPEG-1、MPEG-2、DV AVI、AVI、DAT、VOB、MPV、Windows Media Video(WMV、ASF)、QuickTime(MOV、QT)、MICROMV、Ulead VideoStudio プロジェクト(以上ビデオフォーマット)、BMP、GIF、JP2、JPC、JPG、PNG、TGA、TIF(以上イメージフォーマット)、CDA、LPCM、MPEG Audio(MPA)、WAV、Dolby Digital、WMA、Ogg Vorbis Audio(OGG)、MP3(以上オーディオフォーマット)。対応出力フォーマットはMPEG-1、MPEG-2、AVI、Windows Media Video(WMV、ASF)、QuickTime(MOV、QT)(以上ビデオフォーマット)、CDA、LPCM、MPEG Audio(MPA)、WAV、Dolby Digital、WMA、Ogg Vorbis Audio(OGG)、AU、MP3(以上オーディオフォーマット)、BMP、JPG(以上イメージフォーマット)。対応ディスクフォーマットはDVD(DVD-Video、DVD+VR、DVD-VR)、miniDVD、VCD、SVCD、DVD-Audio、Audio-only DVD、Audio CD、MP3 CD/DVD、DataCD/DVD、DVD+R/-R DL。

 発表会では、アテネオリンピック女子サッカー日本代表チームでも活躍した、日テレ・ベレーザの澤穂希選手、荒川恵理子選手、川上直子選手と松田岳夫監督が登場した。

photo 左から、松田監督、澤選手、荒川選手、川上選手とユーリードのリン社長

 松田監督によると、「試合・練習風景をDVカメラで撮影し、自ら編集、DVDに記録しています。DVDにより、繰り返し見せたり、見せたいシーン別に区切ったりすることもでき、従来のビデオテープより指示や指摘を具体的に伝えられます」と監督自らDVD編集を行い、選手への指導や指示、戦術構築などにDVDを活用していることを紹介した。

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photo ちょっと緊張ぎみの“ハワイさん”川上選手

 なお、松田監督、澤選手、荒川選手、川上選手の4名が実際にビデオ撮影し、DVD MovieWriter 4を使ってDVDを作成するまでを体験、操作の流れを紹介する特別コンテンツ「DVD MovieWriter 4体験記」が同社Webサイト上にて公開される。人気選手・監督とプロスポーツにおけるデジタルデータの活用方法や新しい楽しみ方を提案する構成となるようだ。

 公開は4月8日より。8月まで毎月1回更新で展開される予定。

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