20日にロジクール製キーボード&マウスのセットパッケージとなる新製品「Cordless Desktop EX 110」と「Cordless Desktop S510」、「Cordless Desktop MX3000 Laser」がアキバ各ショップにて販売が開始された(製品リリース記事参照)。
Cordless Desktop EX 110は、「スピル・レジスタント」という完全防水ではないものの、上から下へ水が抜けやすい半防水構造を採用しており、「Cordless Desktop S510」はコンパクトながら各種AV操作が行えるマルチメディアキーを備える。「Cordless Desktop MX3000 Laser」は8ボタン搭載のワイヤレスレーザーマウスが付属するワイヤレスキーボードである。
また、28日にはシグマA・P・Oシステムによるカラフルな薄型キーボード「Elysium(ELPK106)」が入荷された。高輝度UV塗装を施した表面、赤と青、黄、黒、グレー、シルバー、ホワイトの7色を用意し、キー刻印にオリジナルフォントを採用するなどインテリア性に富んだものとなっている。
キーボードの売れ筋は「ビギナーはマイクロソフト製が多く、多機能キーボード好きはロジクール、よりこだわるユーザーは多機能というよりタイプ感に特徴のあるモデルが人気です。この傾向はここ数年それほど変わっていません」(某ショップ)という。
「キーボードを頻繁に購入・買い換えるするお客さんも確実にいます。とにかくキーボードを買い漁って、指に合わなければすぐに買い換えてしまう人もけっこういます」
キーボードそのものは数千円から購入できるということと、直接触れて操作する、かつ視界に常に入り、ストレートに感性に訴えかけるものだからである。今使っているキーボードに不満がなくても、新しいものが出たら目移りしてしまう、徹底的に自分にぴったりだと思う製品をくまなく探す……。この人らのこだわり範囲は、インプットデバイスメーカーの想定範囲以上のものなのかもしれない。
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