電源ケーブルにかぶせるだけ! ドレスアップアイテムのARGB LEDカバーが話題に古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)

» 2024年05月20日 17時30分 公開
[古田雄介ITmedia]

 先週、ASUS JAPANからハイエンドPCケース「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」が売り出された。価格は8万6000円弱となる(税込み、以下同様)。従来から出回っている「ROG Hyperion GR701」をベースに、同社の裏配線デザイン「Back-to-The-Future(BTF)」仕様としているのが特徴だ。

電源ケーブル装飾カバーが4000円弱でデビュー

 BTF対応のマザーボードやグラフィックスカードは4月末から登場しており、ROG Hyperion GR701 BTF Editionもそこに加わった格好だ。

 入荷したオリオスペックは「ROGのBTFで組むためのパーツが一式そろった感じですね。これとマザーボードとグラフィックスカードで60万円近くになります。相応のパーツを用意したら100万円を超えるコースになりそうです」と話していた。

オリオスペックに入荷した「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」 オリオスペックに入荷した「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」
「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」の製品画像 「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」の製品画像
「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」の製品画像 ROG Hyperion GR701 BTF Editionの組み込み例(ASUS JAPANの発表会にて)

 裏配線デザインは注目度が高いが、「導入するとパーツの選択肢が絞られるのと、それなりの予算を準備する必要があります」(某ショップ)という事情もあって、今のところはユーザーを選ぶ傾向があるとの評が支配的だ。その中で、手軽にケーブルを隠せるとして話題となっている製品も登場している。

 アイネックスの電源ケーブル用ARGB LEDカバーで、24ピン電源ケーブル用の「RLD-STR24P」と、PCIe補助電源などに使える16ピン以下用の「RLD-STR16P」があり、価格はどちらも4000円弱となる。

パソコン工房 秋葉原パーツ館に置かれたデモ機 パソコン工房 秋葉原パーツ館に置かれたデモ機
同店に並ぶ「RLD-STR24P」と「RLD-STR16P」 同店に並ぶ「RLD-STR24P」と「RLD-STR16P」
「RLD-STR24P」の構造解説図 「RLD-STR24P」の構造解説図

 既存の電源ケーブルを覆ってARGB LEDライトで飾るアイテムで、いずれも柔軟にケーブルの曲面にあわせて固定できる。本体の長さはRLD-STR24Pが200mmで、RLD-STR16Pは260mmだ。

 デモ機を展示しているパソコン工房 秋葉原パーツ館は「光る電源ケーブルといえばLian Liの『Strimer Plus V2』シリーズが有名ですが、今回の新製品は既存の電源ケーブルを覆って使えるので導入しやすいのが強みですね。価格も抑えられますし存在感もありますから、欲しい人は結構多いんじゃないかと思います」と評価していた。

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