では、その中でも効果が高い容器はどれか。同じく上記結果を、今度はUSB CAFE PAD with HUBのあり/なしでどれくらい温度差があるかという値に並べ直したのが下記だ。
経過時間 | USB CAFE PAD with HUBあり/なしの温度差 | |||
ステンレス製カップ | 陶器製カップ | 紙コップ | 缶コーヒー | |
0分 | 3.0度 | -0.3度 | -3.6度 | -0.7度 |
10分 | 0.2度 | 0.4度 | 1.2度 | 1.2度 |
20分 | 2.5度 | -0.2度 | 1.7度 | 2.0度 |
30分 | 2.3度 | 1.9度 | 3.0度 | 2.3度 |
40分 | 3.2度 | 1.9度 | 3.3度 | 3.7度 |
50分 | 3.2度 | 3.2度 | 3.4度 | 4.0度 |
60分 | 3.5度 | 3.0度 | 3.8度 | 4.9度 |
70分 | 3.2度 | 3.8度 | 3.3度 | 5.4度 |
80分 | 4.3度 | 4.3度 | 3.9度 | 5.1度 |
90分 | 4.4度 | 4.2度 | 4.6度 | 5.8度 |
このグラフを見ると、缶コーヒーがもっともUSB CAFE PAD with HUBの恩恵を受けていると分かる。残りの3種類はほぼ同じ程度だ。底面の接触面積が多く、効果がありそうだと思っていたステンレス製カップもそれほど変わらなかった。
ん。そこにCPU熱伝導グリスがあるぞ。そうか。ならば塗ってみよう。
熱伝導グリス……効果はほぼなかった。液体に熱が伝わって温度が上がるより早く放熱して冷めてしまうためだ。
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