旧日本通運ビルの1階にある喫煙スペース「Smokers' style 秋葉原店」が、2月28日の午後8時をもって閉店することが分かった。
貼り紙によるとビルオーナーの都合によるものとのことで、今後の同場所の展開や新たな店舗の設置などについては、運営する日本たばこ産業側でも現状は未確定とのこと。この告知が貼られたのは今週木曜であることから、どうやら急な決定であったことが伺える。
秋葉原電気街がある東京都千代田区は、秋葉原駅周辺の路上を禁煙地区と定めていることはご存じの通り。施行後、アキバの路上で喫煙する人や歩きたばこで闊歩する人は、筆者が普段生活する街と比べるとすごく少ないと日々取材しながら改めて認識している。このことは、分かりやすい場所に喫煙スペースを用意し、分煙に努めた「Smokers' style 秋葉原店」の存在も大きいと思う。
さて、中央通りにあるオープンな喫煙スペースとしてはほかに、地下鉄末広町駅方面に進んだ、UFJ銀行の2つ隣にある「コロボックル」がある。
同店は2002年から喫煙スペースを提供しているたばこ店だが、アキバに足を運ぶ喫煙者の間では「南のSmokers' style、北のコロボックル」と称されるほどとなっているようだ。通常の紙巻きタバコのほか各種葉巻などもあり、ソフトドリンク自動販売機やベンチが用意される。新製品のたばこを配布するキャンペーンガールが製品PRに訪れることもある。
コロボックルは「Smokers' style 秋葉原店の閉店は知りませんでした。私どもは今後も続けていきますので、ぜひお立ち寄りください」と話す。
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