MacBook“KURO”でWindows Vista β2を走らせた(1/2 ページ)

» 2006年06月12日 09時31分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 アップルコンピュータのMacBookだが、もうみんなMacを買えばいいと思う――Apple純正「Boot Camp」をさっそく試したショック……Boot Campで分かった「Windows XP vs Mac OS X」対決の衝撃的な結末とは?の記事にもあるように、アップル純正のBoot Campを使うことでさまざまなOSを共存させることができる。そこで、6月8日に一般公開されたばかりの次期WindowsのVista β2を導入してみた。なお、Boot CampとWindows Vista β2ともにβプログラムなので、自己責任のもと使用してほしい。

まずはWindows Vista β2を用意しよう

Windows Vista β2の最低動作環境
CPU 800MHz以上の32/64ビットCPU
メモリ 512Mバイト
HDD 20Gバイト(15Gバイトの空き容量)
光学ドライブ DVDドライブ
画面解像度 800×600ドット

 さて、MacBookにBoot Campをインストールする手順は先の記事を見てもらうとして、ここではWindows Vista β2の入手と準備方法をまとめよう。

 まずはマイクロソフトが公開している「Windows Vista カスタマ プレビュー プログラム」から、Windows Vista β2のISOファイルをダウンロードする。ダウンロードにはWindows Live IDが必須なので、IDを持っていない場合は事前に登録しておく。

 IDを登録すると確認メールが送られ、確認作業が終わるとプロダクトキーとともに各国語版のダウンロードサイトのリンクがメールで届く仕組みだ。なお、1つのプロダクトキーで最大10台までのPCに、β2プログラムの導入とアクティブ化が行える。

Windows Vista β2が公開されたマイクロソフトの「Windows Vista カスタマ プレビュー プログラム」ページ(画面=左)。画面はすべて日本語化されている。Windows Vista β2のダウンロードにはWindows Live IDが必須だ(画面=右)

 今回提供されたWindows Vistaは、32ビットおよび64ビットの日本語/ドイツ語/英語版で、Tablet PCやMedia Center機能を含んだUltimete Editionのみとなる。もともと技術者や開発者向けのテスト用として公開されたものだ。

 ISOファイルの容量は32ビット版で約3.5Gバイト、64ビット版で4.4Gバイトと巨大。別途「Windows Vista ベータ 2 および RC1 の DVD キットを注文する」ことも可能だが、有償(送料税込み1980円)となるほかβ2のDVDキットが6月下旬以降の配送となっているため(RC1は“今年後半に提供できる状態になったときに送付いたします”とのこと)、ブロードバンド環境があるならばダウンロードにチャレンジしよう。幸い、ダウンロードページにはAkamai Download Managerが用意されている。

 ISOファイルのダウンロードが終わったら、手持ちのライティングソフトでDVDメディアに書き込もう。メディアが作成できたら、前準備は完了だ。ちなみに、β2の試用期限は2007年6月1日までとなっている。

Windows Vista β2はISOファイルで提供される。32ビット版が約3.5Gバイト、64ビット版が約4.4Gバイトと巨大だ(画面=左)。右の画面はDVDキットの注文画面で、こちらもWindows Live IDだ必要

Windows XPと同じ手順でVista β2も導入が可能

 作成したVista β2のDVD-ROMはブートが可能だ。したがって、Vistaのインストール自体は、前述の記事で紹介したWindows XPの時とまったく変わらない。「Boot Campアシスタント」の起動、「Macintosh Dreivers CD」の作成、インストール用パーティションの作成、インストールの開始という段取りだ。ちなみに、Windows Vista β2からはWindows XPからのアップグレードインストールが行えるようになった。

 すでにBoot Campでパーティションを分割している場合は、Boot Campアシスタントを使ってボリュームを復元したのちに再分割するか、Boot CampでWindowsなどに割り振った領域をパーティション作成ソフトなどを使って、Vista用のパーティションを確保するという手もある(Mac OSも消去してVistaオンリーにもできなくはないが、実用的ではない)。ただ、後者の場合はVistaインストール時に199MバイトほどのEFI領域を事前に削除する必要がある。

 あとは画面の指示に従って導入作業を行うだけだ。Vista自体のインストールは冒頭でプロダクトキーを入力し、パーティションを指定する以外、ほぼ自動で終わる。

 数回再起動した後、ユーザー名やパスワード、デスクトップの画面、日付や時刻などを選択すると、晴れてVistaのデスクトップ画面が現れる。

Windows Vista β2のインストーラー画面(画面=左)。Vistaのインストールには12Gバイトほどの空きが推奨される。Vista β2からWindows XPからのアップグレードインストールが可能になった(画面=右)
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