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» 2006年11月01日 20時48分 UPDATE

1300社に聞いたらこうなった:クラス最軽量モバイルでビジネス市場に切り込む――ソニー「VAIO type G」発表会

ソニーは、ビジネス向けモバイルノートPC「VAIO type G」の発表会で、VAIOの法人向け事業戦略を明らかにした。

[前橋豪,ITmedia]

 ソニーは11月1日、ビジネス向けのモバイルノートPC「VAIO type G」の発表会を開催した。ここでは、発表会で明らかになったVAIOの法人向け事業戦略や製品コンセプトを見ていこう。VAIO type Gの製品情報はこちら、レビュー記事はこちらを参照してほしい。

tm_0610typegb01.jpg 1スピンドルモデル「VGN-G1LAP」が約898グラムとクラス最軽量をアピールするVAIO事業本部の石田佳久本部長

 まずは同社VAIO事業本部の石田佳久本部長が、法人向けVAIOの事業戦略について概要を説明した。今回発売するVAIO type Gは、モバイル性能や所有感といったVAIOの得意領域を生かして開発したモバイルノートPCだという。ビジネスユーザー1300社を調査し、モバイルPCを選ぶ際に重視する機能や性能を明確化したうえで、調査結果を商品企画に反映させたとしている。また、VAIO type Gの発売に伴い、法人向けの技術部隊とサポート部隊も組織された。個人向けビジネスと同様、法人向けにも購入前の提案、製品の販売、サポートまでをスピーディーに行える体制を構築すると石田氏は語った。VAIO type G投入後に法人向けPCの売上を毎年50%ずつ上乗せしていき、2009年にはVAIO事業全体における法人向けビジネスの比率を30%にまで引き上げるという。

tm_0610typegb02.jpgtm_0610typegb03.jpgtm_0610typegb04.jpg モバイル性能、所有感といったVAIOの得意領域を法人向けモバイルPCに応用(写真=左)。新たに法人向けの技術部隊とサポート部隊を組織化する(写真=中央)。VAIO事業における法人向けビジネスの比率は、2009年に30%を目指す(写真=右)

 VAIO type Gの製品概要は、VAIO事業本部の鈴木国正副本部長が解説した。VAIO type Gのコンセプトは「ストレスフリー」で、重い、バッテリーが持たない、品質が悪いなどの既存のビジネスモバイルノートPCにおける問題点からの解放を目指したという。ストレスフリーのためのソリューションとしては、「軽量/薄型」「堅牢設計」「長時間駆動」「所有感」といった要素が挙げられ、VAIO type Gはこれらの要素を追求している。

tm_0610typegb05.jpgtm_0610typegb06.jpgtm_0610typegb07.jpg カーボン素材の採用やヒートパイプを省いたCPUファンにより、VGN-G1LAPではクラス最軽量の約898グラムを実現。ACアダプタも小型にした(写真=左)。落下試験は動作時で72センチ、平面加圧振動試験は120kgfに耐えた(写真=中央)。大容量バッテリーセルやソフトウェアでの消費電力制御により、約12.5時間のバッテリー駆動を確保している(写真=右)。

 ビジネス市場におけるVAIOのマーケティングに関しては、ソニーマーケティングの鈴木功二執行役員が説明した。法人向けの製品ラインアップは、スペックを固定した標準仕様モデルと、CTOに対応したカスタマイズモデルを用意する。サポート面では、法人専用の購入相談デスクとサポート窓口を設置するほか、2年保証や翌日オンサイトサービス、使用後の下取り支援サービスまで、一貫したサポートプログラムを提供するとした。そのほか、11月1日から2007年2月9日まで、抽選で合計300名にVAIO type Gを2週間無料で貸し出す「Gトライアルキャンペーン」を実施している。

tm_0610typegb08.jpgtm_0610typegb09.jpgtm_0610typegb10.jpg 法人向けVAIOでは「VAIO BUSINESS」のロゴをマーケティングに利用していく(写真=左)。法人向けのサポートプログラムを強化する(写真=中央)。学校、企業、特約店、Webによる募集を対象に、Gトライアルキャンペーンを実施(写真=右)

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