今週の金曜日、AMDの発表とともに、消費電力を下げた新しい「Athlon 64 X2 6000+」が登場した。価格は2万5000円〜3万2000円で、従来の同モデルより3000〜5000円ほど高い。在庫は潤沢だ。
今回登場したAthlon 64 X2 6000+は、動作クロックが3.0GHzでL2キャッシュは1Mバイト×2。従来モデルからの変化はなく、TDPだけ125ワットから89ワットへと引き下げられている。
Athlon 64 X2 6000+は、7月の価格改定時に6000円近く安くなったものの、「価格よりも消費電力が高いのが問題で、手を出す人がいない状況です」(某ショップ)と、ヒットに結びつかなかった。ネックと言われた消費電力が下がったことで、好調な売れ行きが期待されたが、今回も出足はイマイチの様子。
高速電脳は「AMD製CPUの人気はAthlon X2 BEシリーズに移行していますからね。TDPが65ワットまで下がれば買う人も増えると思いますが……」と語る。それでも「旧モデルとパッケージが変わらないから、まだ気付いていない人が多いと思います。これから徐々に売れてくれると信じています。信じたい!」(某ショップ)と、今後の伸びに期待する声も多かった。
製品: | AMD「Athlon 64 X2 6000+(89W版)」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 2万4680円 |
ドスパラ秋葉原本店 | 2万4980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 2万5200円 |
BLESS秋葉原本店 | 2万5580円 |
フェイスアキバ店 | 2万5770円 |
ツートップ秋葉原本店 | 2万5780円 |
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