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» 2007年09月19日 21時30分 UPDATE

ハイエンドのさらに上へ――「Endeavor NJ5100Pro」 (1/3)

エプソンダイレクトのフラッグシップノートPCが最新プラットフォームに生まれ変わった。FSB 800MHzのCore 2 Duoを搭載し、WUXGAパネルやOpenGL対応GPUでグラフィックスワークステーション用途までをカバーする。

[坪山博貴,ITmedia]
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 エプソンダイレクトの「Endeavor NJ5100Pro」は、従来のフラッグシップ機であった「NJ5000Pro」の後継モデルで、ほぼ1年ぶりのモデルチェンジになる。デザインを踏襲しつつ、プラットフォームを「Santa Rosa」に刷新し、選択可能な2種類のグラフィックスチップにも最新世代を採用。見た目はあまり変わらないが、内部コンポーネントを大幅に刷新している。

 外観からチェックしていくと、すでに触れたように旧モデルのデザインコンセプトをそのまま継承しており、フットプリントと厚みに変更はない。ワイド液晶ディスプレイを搭載するA4ノートPCとしては、おおむねスタンダードなサイズだ。また、重量も基本構成で2.96キロと3キロを切る。モバイル利用に適しているわけではないが、ちょっとした持ち運びが苦になることはないだろう。

 本体デザインは前面が薄く後方が厚い“くさび”形で、パームレスト部が低いためキーボードには適度な傾斜がついている。最厚部は45.5ミリと決して薄くはないが、最薄部は30ミリを切っており、エッジ部が適度なカーブを持つことで見た目にも大きさを感じさせない。こういった点は、いわゆるハイパフォーマンスAVノートクラスのボディに、17インチではなくあえて15.4インチのワイド液晶を搭載していることのトレードオフでもあるが、取り回しのよさは魅力の1つに挙げられる。

Intel Turbo Memoryも選べるBTO

og_ed_002.jpg Intel TurboMemoryは1Gバイトのフラッシュメモリを装備し、ユーティリティで「Ready Boost」と「Ready Drive」を個別にオン/オフが可能。BTOで+5000円と比較的リーズナブルな点もうれしい

 同社の特徴である幅広いBTOメニューはもちろん健在だ。NJ5000Proから大きく変更された部分を見ていくと、CPUはFSB 800MHzのCore 2 Duo T7800(2.6GHz)/T7700(2.4GHz)/T7500(2.2GHz)/T7250(2.0GHz)が選択でき、L2キャッシュはT7250のみ2Mバイトで残りは4Mバイトをサポートする。また、Santa Rosa世代へ移行したことにより、1Gバイトのフラッシュメモリを内蔵するIntel Turbo Memoryがメニューに加わり、USBメモリなどを利用せずともスマートに「Ready Boost」や「Ready Drive」を利用可能になった。

 GPUは「ATI Mobility RADEON HD2600」と、OpenGL対応の「ATI Mobility FireGL V5600」が選択可能。グラフィックスメモリも512Mバイトと潤沢だ。2つ用意された選択肢の数は変わっていないが、どちらも最新世代に更新されている。

 液晶ディスプレイは、1920×1200ドットか、もしくは1440×900ドット表示に対応したパネルを選べるが、前者の場合はGPUがMobility RADEON HD2600に固定される。なお、NJ5000Proに用意されていた1680×1050ドットのパネルは、1440×900ドットに置き換えられた形になり、この点だけはやや後退した。

 プラットフォームの変更で無線LAN機能も802.11nへの対応を果たしている。802.11nに関しては現時点でもドラフト扱いだが、内蔵モジュールは必ずしもユーザーが自由に交換できないだけに、今回の対応は大きなメリットだろう。

og_ed_003_1.jpgog_ed_003_2.jpg 液晶ディスプレイ(写真=左)と本体底面(写真=右)。

 HDDはより選択肢が拡大され、5400rpmタイプで最大250Gバイト、7200rpmタイプは120/200Gバイトを選択可能になった(試用機には7200rpmタイプの200Gバイト:日立GST TravelStar 7K200が組み込まれていた)。また、光学ドライブに代えてセカンドHDDを搭載することもでき、チップセットの機能を利用したRAID構成も構築可能だ。本機をパフォーマンス重視で利用する場合には、選択肢が大幅に広がったことになる。メモリはデュアルチャネル対応で、BTOメニューでは2Gバイトまで搭載できる。BluetoothもV2.0+EDR対応を標準装備している。

og_ed_004.jpgog_ed_005.jpg Bluetoothは東芝製のスタックを採用。高音質ステレオ再生のA2DPにも対応しており、SCMS-T対応のステレオヘッドフォンも問題なく利用できた(画面=左)。Skypeとの連携機能も備えている。なお携帯電話のようにA2DPとハンズフリー/ヘッドセットプロファイルの両方を備えるデバイスで2つのプロファイルで同時接続しておき、切り替えて利用する使い方はできない(画面=右)

 今回の試用機は、CPUにCore 2 Duo T7700(2.4GHz)、メモリとHDDの容量がそれぞれ2Gバイト/200Gバイト(7200rpm)、グラフィックスにATI Mobility FireGL V5600、液晶は1920×1200ドット表示対応パネル、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチを搭載する。CPUこそトップエンドではないものの、かなりハイスペックなモデルだ。さらにIntel Turbo Memoryを装備した構成で、BTO価格は25万9140円(送料除く、キャンペーン適用済み)となっている。

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