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» 2007年10月19日 11時11分 公開

KUROが選べるのは直販だけ!:ツヤツヤの“KURO”は好きですか?――LaVie G タイプL スタンダード(s)をめでる (1/2)

NECの直販サイト「NEC Direct」が熱い。水冷PCの復活にカラバリノートPCの拡張と話題が豊富だ。まずは直販専用の“KURO”ノートPCを見ていこう。

[兼子忍,ITmedia]

直販モデルならではのこだわりスペック

直販専用カラーのグロスブラックを採用した「LaVie G タイプL スタンダード(s)」

 NECが運営する直販サイト「NEC Direct」では、店頭で販売されているモデルとは一味違った魅力のある製品を入手できる。用途に応じて基本スペックをカスタマイズしたり、NEC Directだけに用意される特別な本体カラーを選べたりと、自分が本当に欲しいと思える1台を購入することが可能だ。店頭モデルに興味があるものの、豊富なプリインストールソフトウェアが不要だったり、地上デジタルTV機能を搭載しているのにCPUが貧弱だったりといった不満をBTOメニューで解消できるのもポイントだ。仕様を強化するだけでなく、不要な機能を削って価格を下げられるのも直販モデルならではのアドバンテージだろう。

 ここで取り上げる「LaVie G タイプL スタンダード(s)」は、最小構成価格で8万円台という求めやすい価格と、家庭用PCとして快適に使える性能が魅力のスタンダードノートPCだ。店頭では「LaVie L スタンダードタイプ(LL5xx)」に該当する主力モデルであり、NEC Directでも高い人気を誇る。

 店頭販売モデルは、CPUにMobile Sempron 3400+(1.8GHz)と15.4インチワイドのスーパーシャインビュー液晶を搭載したLaVie L LL550/KGだけに5色のカラーバリエーションを用意していたが、LaVie G タイプL スタンダード(s)では基本スペックにかかわらず、NEC Direct専用カラーのグロスブラックを加えた計6色から、好みの色を選ぶことが可能だ。

 なお、店頭モデルのLaVie L LL550/KGはすでにレビューで取り上げている。外観やインタフェースの配置などはLaVie G タイプL スタンダード(s)と同等なので、こちらの記事もあわせて参考にしてほしい。

BTOでは上位シリーズが採用するプレミアムパーツも選択可能

 BTOで選べる項目一覧はこちらを参照してほしいが、OSを筆頭にCPUとメモリ容量、HDD容量、光学ドライブ、無線LANの有無、ソフトウェアの構成、FeliCaポートの有無、保証期間など選択肢は多岐にわたる。特にHDDはフラッシュメモリを搭載したハイブリッドHDDが2モデル(160Gバイトと120Gバイト)ある点、液晶ディスプレイは1280×800ドット表示の15.4インチワイドタイプでノーマルのスーパーシャインビューと、色彩表現範囲をNTSC比で約72%にまで広げたスーパーシャインビューEX2液晶(+5040円)から選べるようになっている点、ワンセグチューナーの内蔵を選べる点が特徴だ。ちなみに、OSはWindows Vista Business/Home Premium/Home Basicからの選択となる。

 ハイブリッドHDDとIEEE802.11n/a/g/b対応の無線LAN機能は、店頭販売モデルでは最上位シリーズのLaVie Cだけに搭載される、いわばプレミアムな機能だが、スタンダードモデルに位置付けられる本機にもこれらの高性能パーツを選べるのは、NEC Directならではの見どころだ。

自動輝度センサーを内蔵した15.4インチワイド液晶ディスプレイを搭載する(写真=左)。BTOではスーパーシャインビューと色度域を広めたスーパーシャインビューEX2液晶が用意されている。どちらも光沢液晶ゆえ画面への映り込みはそれなりに発生するが、色の再現性にこだわるなら後者がお勧めだ。独特な形状のクリックボタンが目を引くポインティングデバイス(写真=中央)。19ミリピッチで3ミリのキーストロークを確保したキーボードは不規則な配列がなく、入力時にカチャカチャという耳障りなノイズも発生しない。キーボードの右端に5つのワンタッチボタンを用意し、そのうち3つはカスタマイズが可能だ(写真=右)
ワンタッチで省電力設定を切り替えられる「ECOボタン」を備える。プロファイルは詳細に設定可能だ(写真=左)。左側面奥にあるUSB端子は、PCの電源が切れた状態でもiPodなどを充電できる「パワーオフUSB充電機能」に対応する(写真=中央)。ACアダプタの接続が必須となるが、試しに16Gバイト版のiPod touchを接続したところ、問題なく充電が行えた。タッチパッドにはアルプスの多機能ドライバが導入済みだ(写真=右)

直販専用カラーに光沢感と“KURO”の深みが見どころの「グロスブラック」を用意

直販モデル専用カラーのグロスブラックはピアノブラック調の光沢感と深みが際だつ

 NEC Directオリジナルカラーのグロスブラックは、微細な異物の侵入を防ぐべく天板1枚1枚をクリーンルームで塗装するという、非常に手間のかかる工程を経て製造される。NEC Direct限定カラーとして発売されるのも、この丁寧な作業が必要になるためだという。周囲の風景が映り込む強い光沢感と深い発色を併せ持った“KURO”色には上品な落ち着きがあり、書斎など大人のプライベートルームにぴったりとマッチしてくれる。黒い光沢塗装は指紋などの汚れが目立ちがちだが、パッケージには汚れをふき取るクリーニングクロスが同梱されており、独特の光沢感を保ったまま使い続けることが可能だ。

 そのほかの5色は、グロスブラックに似た光沢感を持つガーネットレッド、スタンダードなパウダーホワイト、そして蛍光タイプのシュガーピンク、リーフグリーン、ベリーブルーを用意する。塗装に手間がかかるグロスブラックとガーネットレッド選択時は+5250円の差額が必要となるが、インテリアや自分のテーマカラーにマッチしたPCを手に入れられるのは魅力だ。

 なお、BTOで選択したカラーは、天板だけでなく液晶ディスプレイの周辺やパームレスト面にまで適用される。天板カラーのみを変更できる他社製品では、カラーによって違和感を覚えることもままあるが、本機ではどのカラーを選んでも統一感があるように配慮されている。加えて、NEC Directならではのサービスとして、天板に任意の文字を刻める「メッセージ刻印サービス」がある(ガーネットレッドは非対応)。Webページでは実際の刻印イメージを確認することも可能なので、愛着のわく自分専用の1台を購入するなら、こちらのサービスにも注目してほしい。

グロスブラックのほかにも、5色のカラーバリエーションが用意される。左からシュガーピンク/リーフグリーン/ベリーブルー

こちらはガーネットレッド(写真=左)とパウダーホワイト(写真=右)

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