ニュース
» 2007年12月30日 14時30分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUP!:“鏡音さん”の入荷に複雑な表情を浮かべるショップ店員 (1/4)

「Phenom 9600 Black Edition」や「鏡音リン・レン」など、年内発売予定の有名どころがすべて登場しきった今週のアキバ。すでに年始に向けた準備も始まっている。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

初音ミクフィルターを通ったユーザーが買う「鏡音リン・レン」

og_akiba_001.jpg マイクロソフト「Windows Vista Ultimate α+ 64ビット 特別パック」

 今週の木曜日からTSUKUMO eX.が、64ビット版の「Windows Vista Ultimate α+」に「Flight Simulator X」の評価版などをセットでつけた「Windows Vista Ultimate α+ 64ビット 特別パック」を販売している。価格はFDDとのセットで2万7980円。

 これまで数カ月おきに登場している“α+”の新パッケージは、32ビット版のみが対象だった。TSUKUMO eX.は「メモリも安くなっていますし、4Gバイト以上のメモリを搭載したマシンを組みたい人も増えていると思います。そこでおすすめなのが64ビット版α+。まだ動きはありませんが……」と語る。

 微妙な注目度のα+を尻目に、複数のショップが大々的に売り出しているのがクリプトン・フューチャー・メディアの「鏡音リン・レン」だ。木曜日に1万5000円前後で発売され、金曜日の時点でも複数のショップが潤沢な在庫を確保していた。

 鏡音リン・レンは、ヤマハの音声合成エンジン「VOCALOID 2」を採用したソフトウェアで、大ヒットした「初音ミク」で知られるキャラクター・ボーカル・シリーズの第2弾。女性ボイスの「鏡音リン」と男性ボイスの「鏡音レン」を収録しており、それぞれの音声は声優の下田麻美さん一人でこなしている(ちなみに、初音ミクの音声担当は藤田咲さん。関連記事:「みっくみく」にされた今年最後のインテル秋葉原イベント)。

 話題のソフトウェアだが、出足はいまひとつ伸び悩んでいる様子だ。クレバリー1号店は「MIDIなどで楽曲作成を経験したことがないと、使いこなすまでに苦労します。話題性もあって初音ミクを購入する人は多かったのですが、そこで挫折した人は鏡音リン・レンには手を出しません。購入する人は、すでに初音ミクをマスターした中・上級者が中心でしょうね」と語る。

 初音ミクを調教使いこなすまでに気持ちが折れたという某店員さんは「(鏡音リン・レンは)声やパッケージがかわいいので欲しくてたまらないんだけど、初音ミクと一緒にDVDラックに入れるだけになりそうだから……実際に買って、使える人が輝いてみえますよ」と、複雑な表情でつぶやいていた。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg クリプトン・フューチャー・メディア「鏡音リン・レン」(写真=左)。“鏡音さん”の入荷を知らせるBLESS秋葉原本店のPOP(写真=中央)。クレバリー1号店では、初音ミクと鏡音リン・レンを並べて販売していた。どちらも1万5000円前後。2本同時に購入する人は、まだ見かけないらしい(写真=右)

製品名:クリプトン・フューチャー・メディア「鏡音リン・レン
入荷ショップ
ツートップ秋葉原本店1万4980円
BLESS秋葉原本店1万4980円
クレバリー1号店1万5918円
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.