「カギはOC耐性?」――勝ち負けくっきりのCPU新モデル古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2008年08月18日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

前回瞬殺の「VelociRaptor」シリーズの新モデルが並ぶ

T-ZONE.PC DIY SHOPのPOP。74/150Gバイトが入荷したあと、300Gバイトモデルが加わった

 8月14日から15日にかけて、ウェスタンデジタルの高速HDD「VelociRaptor」シリーズ3モデルが、複数のショップに入荷した。価格は、300Gバイトの「WD3000HLFS」が3万7000円前後で、150Gバイトの「WD1500HLFS」が2万円台半ば、74Gバイトの「WD740HLFS」が1万8000円前後となる。在庫はそれぞれ少数だが、お盆明けには順調に再入荷される見込み。

 VelociRaptorは、2.5インチサイズのSerial ATA HDDを巨大ヒートシンクで包み、3.5インチベイにマウントできる大きさにしたシリーズ。回転数が1万rpmと高速で、HDDとしてはトップクラスの転送速度を誇る。

 今回登場した3モデルは、5月末に登場した300Gバイトの「WD3000GLFS」からヒートシンクの形状を変更している。また、コネクタの位置を一般的な3.5インチSerial ATA HDDに合わせたため、外付けHDDキットなどにも導入できるようになった。

 T-ZONE.PC DIY SHOPは「前回は即完売だったので、今回のモデルを待っていた人は多いでしょう。とりあえずお盆期間に一度なくなって、そこから再入荷されるという流れ。HDDは全体的に安くなっていますが、こうした付加価値のある製品に人気が集まるのはいいことですね。これからは個性の時代ですよ」と語った。ちなみに、最も人気があるのは74Gバイトモデルだ。

ウェスタンデジタル「VelociRaptor WD740HLFS」(写真=左)。前モデルはSerial ATAコネクタの位置が通常のHDDとは異なっていたが、その点は改善されている(写真=中央)。容量300Gバイトの「VelociRaptor WD3000HLFS」(写真=右)

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